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なぜ薬剤師になったのか?①

私が薬剤師の存在を知ったのは、小学生の低学年の頃。
小さい頃っていろんな場面で
「大きくなったら何になるの?」って良く聞かれますよね。私は「学校の先生」って言っていました。
なぜなら、両親がそうだったから。
小さい頃なんて、選択肢が少ないですよね〜。

低学年の頃から、国語よりも算数大好きだった私でした。ある日母が「かおりは算数大好きだから薬剤師さんになったらいいんじゃない?」というようなことを言ってきた。
多分その時初めて、薬剤師という職業があることを知ったんだと思う。

当然、誰?どんなことするの?って思うよね。

母は、いつもお世話になっているご夫婦でされていた医院の奥様がそうだよと教えてくれた。

医院の待合室からよく見える場所で奥様がお薬の準備をしていた。当時はまだ上皿天秤を使用し、薬包紙で1回分ずつ手包みだった。
その姿が私の憧れとなり、「薬剤師になりたい」というようになっていた。

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