山を探して奥多摩・山梨ツーリング 1/3
【文字数:約1,000文字】
ゴールデンウィーク、つまりGWが休みでない私は事前に休暇を取り、奥多摩および山梨に行ってきた。
Y市こと神奈川県から、東京は奥多摩へ行くには山を越える必要がある。
神奈川と山梨および、奥多摩にまたがる山地を越えるには大きく3つのルートがあって、すべて山梨へ向かう国道20号線から入れる。
順に藤野ルート、上野原ルート、大月ルートで、今回は神奈川から見ると手前にあたる藤野ルートを進んだ。
ヘッダ―画像にしたのが入ってすぐに現れるトンネルで、まぁまぁ長いのに道幅が狭く、それでいて交互通行をさせる鬼畜な作りをしている。
トンネルを抜けた先は山里で、気温の低さから八重桜がまだ咲いていた。
途中で石楯尾神社なるところを発見し、戯れに詣でけり。
なんでも西暦110年に神武天皇を祀ったのが始まりらしく、1569年に武田信玄が焼いて再建されたそうな。
参考 → 神奈川県神社庁
戦国時代の甲斐国と言えば武田信玄をイメージするけれど、織田信長が比叡山延暦寺を焼いたのが1571年なので、この時代は寺社焼きブームだったのかもしれない。
ちなみに、入口の石段を上ってすぐの建物は参道みたく中を通ることができる。
拝殿の脇を進むと小さめな社もあって、大きさのわりにお得感がある神社だと思う。
狛犬と戯れてからさらに進むと、いよいよ森が濃く、山は深くなっていく。
もの〇け姫を思い出しながら進んだ先で、ふたたび神社を見つける。
山梨県笛吹市に甲斐国一宮浅間神社というのがあり、それと関係があるのかと思いきや、名前が同じだけかもしれない。どちらの祭神も木花咲耶姫命だけど。
参考 → 山梨県神社庁
ヤックルが欲しいなと思いつつ石段を上ると、なんだか見覚えのある境内が広がる。
拝殿に近づくと新しめな狛犬が鎮座しており、1343年の創建から新調されたのかもしれない。
参拝をのぞくとしても、神奈川から奥多摩までは2時間くらいかかるので、今回はここまでとする。
なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまにしますか?