あさからのびる 《詩》
今日も始まる暑い日が
東の空から昇る太陽
照らされた瞬間 帰りたいよう
うなぎのように 大地を這う
おひとつ いくらの How much
うなだれた先にはサンダル
きらびやかな足元はアイドル
足元みるなよとイキがる
値踏みするのが人付き合いなら
お高く買って イタダキタイ
在庫処分に廃品利用
eco と ego との交差点
のびてく影など気にしません
のびない納期にのびたラーメン
ドラエモンさん家の野比のび太
のらりくらりと生きたいが
そこまで世間は ヤサシクナイ
役立ち仲立ち 未来を前借り
置いてきたのは 過去のアヤマチ
老いてきたから オヤスミシタイ
初出:2023/07/31 note(書き下ろし)
朝から「アッチィー!」とウナギになっていたら浮かんできました。
そういえば昨日スーパーに行ったらウナギが並んでいたのは、いわゆる土用の丑の日というやつで。
でも隣にあった刺身サクのほうが美味しそうだと思いました。
なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまにしますか?