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きのこたずねて入生田 箱根手前の博物館 1/2

【文字数:約1,100文字】

 フォローしている方から「かながわ ご当地菌類展」なるものを教えてもらい、さっそく出陣。いざ小田原の奥地へ。

 相模湾から離れて箱根に向かう道すがら、もうすこしで箱根湯本に着く「入生田」という場所に神奈川県立 生命の星・地球博物館は位置している。

正面入口

 中に入ると巨大な硬骨魚類がお出迎え。

クシファクチヌス・アウダクス
たべちゃうぞ

 ウソつきが口に頭を入れると抜けなくなる、という脳内設定を作りながら上を見ると、教会における円形天井のような作りだった。

 きっとよこしまな者は、止まっているように見えるほどの高速で飛ぶプテラノゾンビに襲われるのだろう。

「くそっ! あいつには銃が効かない!」
「これを使え! 祝福された銀の弾丸だ!」
「よし、これで! さよならだ!Arrivederci!

 出入口からバトルが始まる場所なので、きっと中にはまだ多くのゾンビが生息していると推測。

 ひとまず一番の目的だったマッシュルーム部屋へ向かう。

 ご当地菌類展は特別展の扱いで、常設展を合わせて一般720円で観ることができる。その内訳は特別展200、常設520というもので、チケットを買う際に目を疑った。

 国立系だとセットで最近は2,000円くらいだし、それは特別展の規模とも比例しているので、たぶん単体なら20~30分くらいで回れると思う。

 残念なことにキノコは水分が多く、天然の形を保ったまま展示するのが難しいと再認識。

 干したシイタケほどではないにせよ見た目のインパクトが弱いし、本物に似せているとはいえ模型だと色艶が劣る。

 その中にあって興味を引かれたのがコチラ ↓

イオウゴケ

 菌類には緑の毛みたいな苔も含まれ、博物館の近辺で取られたものも多かった。

SF映画に出てきそう
擬人化キャラと環境中の写真

 過去に天然の状態を見つけた「ルリハツタケ」もあった。

灰色だろ
ウソみたいだろ
本当は瑠璃色なんだぜ
タッチ!
タッチ!
キノコタッチ!

 自分で見つけたときの写真はコチラ ↓

 その他のものをつらつらと。

げんきがない
しなびたきのこだ
ひどい名前だ
(ほめてます)

 参加者企画として擬人化された9種の人気投票があり、私は攻撃力の高そうな「シシガシラホコリ」に1票を入れた。

たぶん人気はワースト1

 投票シールでシシガシラホコリのブツブツを表現したかったけれど、不正投票になってしまうのでガマン。

 手短ではあるけれど菌類展は以上。

 続く2/2ではゾンビの闊歩かっぽする常設展について書く。


※ 7/26 追記

 特別展において菌類の擬人化をしており、それらの写真を追加する。




なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまにしますか?