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クリスマスパーティで傷ついたので、なぜ傷ついたかを考えてみる

傷つくことがあったので記録に残したい。

昨日職場で彼氏彼女がいない人のためのクリスマスパーティがあった。半ば強制的にメンバーに追加されたものの、とはいってもそこそこ楽しめるだろうと思っていたが、どうやら見込みが甘かったらしい。

軽快なBGM、豪華な料理など、一見テンションが上がりそうな要素に反して、全然楽しくなかった。

理由は「苦手な人がいた」「そういうタイミングだった」「財布をトイレに落とした」「いじられた」の4点にあると思っている。それぞれ軽く中身を掘って自分の気持ちを整理したい。

まず「苦手な人がいた」について。

昨日の場には、これまでほとんど話したことがなく、かつ、なんとなく私のことをよく思っていないのでは、と私が一方的に感じている社員がいた。

「なんとなく」の詳細は、いざ書くと非常に主観的で、不明瞭なものだが、以前別の飲み会で一緒になった際に、私に対する態度を見て少しそっけないなと受け取ったことが要因である。

また今いる会社はそれぞれがあだ名で呼び合っており、私にもあだ名があるのだが、その人は私をあだ名ではなく「(苗字)くん」と呼ぶことも少し気にしている。

こう書くと、やはりもやもやしていることはあくまで一方的な主観でしかなく、かつ自分の繊細さが浮き彫られる内容だが、それが自分なので仕方がない。

なので、その人が発言したり、場を盛り上げたりしていても、そこに対して「いやそれ〜〜〜でしょ!」と突っ込むことも、「いやそれめっちゃわかります」と同意することもむずかしかった。

これが一つ目の理由である。

次。「そういうタイミングだった」について。

私は転職してまだ間もないが、今の組織には運良くそれなりに馴染んできている(と勝手に思っている)。もっと言うとおそらく少し馴染みすぎており、「適応」よりは「同調」という言葉で説明ができそうな状態にある。

「これまでの私の考え方・雰囲気」と「新しい組織側の考え方・雰囲気」を考えた際に、組織側のそれに合わせすぎているとも言える。

それゆえに、ここ数日から同調めいた言動を少し控えたいと思っていたため、軽快なBGMのかかった、華やかなパーティの雰囲気の上で、他の社員の明るい話に乗り切ることができなかった。もしくは、その雰囲気に乗り切ることは自分との約束にそぐわないことなので、そうしなかった。

これが二つ目の理由である。

なんだか書いてると自分のもやもやが整理されてきて、少し元気になってきた。少し元気になったら、理由を詳細に書いていくのがめんどくさくなってきた。自身の健全な反応を確認できてなによりだ。

なのでここからはもう少し適当にぱぱっと書いていこう。

次。「財布をトイレに落とした」について。

そのままだ。財布を後ろのポケットに入れていたので、座った体勢から立ち上がったときに、はずみでぽちょんと行った。

最悪だったのが、パーティの最後にお金の集計があったのだが、財布を落としたせいで札が濡れていた。

濡れていることを申告しようか一瞬迷ったが、ほんの少しだけ乾いていたため、集計していた社員が気づかないことに賭けた。案の定ばれ、「何それどういうことww」「やだーw」と方々でつらい声が上がった。

詳細は言えるはずがなく、かつパーティに馴染めず疲れていたので、ろくな反応もできず、そして微妙にニコニコしつつ、「えー分からへんなんでやろう・・・」と情けない声を上げた。ここでメンタルブレイクの音が聞こえた。

振り返っていてとても私がかわいそうになってきた。少し元気になっていたのに、またほんの少しテンションが下がっていく。

最後。「いじられた」について。

同様にそのままだ。なんだかよく分からないいじり方をされた。

私の着ているパーカーの首周りを通っている紐が、両端がそれぞれ妙な結ばれ方をしていたのだが、そこに注目されて「何その紐の結び方見たことないねんけどw」と言われた。

買った時からそうだったのでそう伝え、その話題はそこまで盛り上がらず次の話題に移った。

しかし問題なのは、いじられた内容やそれによりどれだけ盛り上がったかよりも、「全然楽しめていない場で自分がいじられたこと」それ自体にある。

自分が楽しめていない場でいじられると、どういういじられであれ単純にむちゃくちゃ傷つく。今回もそうだった。

お金の集計で札が濡れていてなんやかんや言われたことも相まって、結果的にいじられにより大ダメージを負った。


こうして書いていくと、起こったことを少しだけ客観的な目で見ることに成功したように感じる。ただ自分ではない誰かの体験として見ると、どれもとりとめのない内容である。

しかし、確かに、私はクリスマスパーティという一見華やかな場で、一人で傷つきながらそこに居たのである。

何が言いたいかよくわかんなくなっちゃったけど、とりあえず、みなさん、メリークリスマス。そこにいるあなたは良いクリスマスを過ごされますよう。

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