市川“ジェームス”洋二さんライブ
若かりし日の自分のアイドルが数十年の時を経て自分の前に現れ、あろうことか自分の店(RINCOLO)でライブまで演っていただけるなんて…あのときの私は思いもよらなかった。RINCOLOは私にとって奇跡の場所だしお客様にも夢を与える場でありたい。
昨夜は元ストリート・スライダーズの市川“ジェームス”洋二さんのライブでした。20代の頃、大きな会場で観た手の届かぬ存在のジェームスさんの現在は驕らず、虚勢を張らず、見栄を張らず、等身大の自分を大切にされている紳士。
そんなジェームスさんの人柄が滲み出るような歌の数々に静かな…しかし確かなロックを感じました。
ライブは葉山から来てくれたRyu The Daddyから。
ますます歌が上手くなっていて吃驚!進化がとまらないRyuから目が離せない。まだRyu The Daddyを観たことない人は彼の歌に触れてほしい。
2番手は隣町からやってきたThe Rood。
相変わらルーズな横ノリビートから繰り出される骨太なサウンドがいい感じ。正真正銘スライダーズのフォロワーである。
そしていよいよジェームスさん登場。
まだ始めて1年というアコギを携えて登場し、飄々と喋りながらフォーキーな曲を演奏していく。最初のほうで書いた通り嘘のない等身大のジェームスさんの言葉が心に響く。これもロックンロールの1つの姿。
中盤からベースに持ち替え本領発揮!
派手なプレイがない分、うねるようなベースラインがビートを司る。カラオケをバックにベースを弾きながら歌うスタイルも定着しているようだ。等身大の己を曝け出しながら全国を旅するジェームスさんをRINCOLOは支持します。
私を含め少年のようになってしまったルードのメンバーやRyu The Daddy…良い光景でした。
ドガっていなければならなかったスライダーズ時代からは想像がつかないほど穏やかでリラックスした姿のジェームスさんは間違いなく今も転がり続けてる。
【オマケ】
いつも通りアフターはRyuと詠子と3人で呑み。
この夜が永遠に続けばいい、なんて思いながら明け方までレコードを聴きロックンロールを語り酒を呑み…いつもの如くいい夜だった。
もし音楽の神様がいるならアンタに礼を言うよ。
【追記】
7/2には元ストリートスライダーズのドラマーZUZUさん率いる路傍の石が2度目のRINCOLO登場!共演は今回と同じRyu The Daddyと The Rood!こちらもお見逃しなく!
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