【2022年10月7日のライブ告知という決意表明】
ほんっとに胸糞悪かったんだ…夜も眠れないくらい
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先日観た『劇場』という映画
主人公のナンチャラって糞野郎が笑顔が素敵な出来過ぎた彼女を幸せにできなかった物語…(たぶん)フェミニストの俺には我慢ができなかった…
でもさ…敬愛する作家のひとり池波正太郎氏が言ってたんだ
「どんなにつまらない映画にも観るべきところはある」
と
この映画にも俺の胸に刺さる台詞があってね…うろ覚えどころかニュアンスしか覚えてないんだけど彼女が売れない劇団の劇作家である彼に「ディズニーランドに行きたい」と言った時に彼が吐いたこんな台詞
「ディズニーが演出したものに対して君が喜ぶのなら、その笑顔に俺は我慢ができない」
と
ジェラシーは創作の原動力…私(RINCOLO)のライバルもディズニーだとしたなら彼の台詞には大いに納得がいく
大きく出てしまったが表現者が目指すところは大きいほどいい
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エンターテイメントは光と音で空間を構築する総合芸術なのだ、と、ずっと言い続けてきた
音を観客に伝えるのは演者との共同作業でもあるが照明は観客のみならず時に演者をもその世界に巻き込む力がある
その力は既存のライブを数倍にも盛り上げてくれる…所謂“照明は演者をのせる”という事実を侮るなかれ
照明のフェーダーはコンマ何ミリで舞台の表情が変わってくるのだ
〜〜〜〜〜〜〜〜(閑話休題)〜〜〜〜〜〜〜
私が初めて徹底的にライブを総合的に演出した作品がある…あえて「作品」と呼ばせてもらおう
全てのセットリストを組み、曲に合わせて照明を組み立て演者の台詞や所作をも制御させてもらった
2018年当時、ポピュラリティーを得たいと書いた脚本(ほん)なのだが私の力不足故に大衆に伝わらなかったのも事実
しかしながら悠宇という表現者の可能性を見出したターニングポイントである作品という自負もしている
当時の脚本を悠宇が残してくれており、4年経ったいま見直しても照れ臭くもあるが斬新なことをやったとも思う
あれから4年…まだ?もう?…どちらでもいい
2022年10月7日…この日私はひとつ歳を重ねる
悠宇は確実に進化している…さて、ワタシは?
当初から生誕祭という祭りごとに甘んずることなく修行の場としてこのワンマンを続けてきたはず
4年前のこの日のセットリストのまま、違う演出で再演したいと考えたのだ
自らに問う「私は成長しているのか?」
敢えて4年前の脚本を晒そう
完成されている部分はこのまま使うかもしれないし更なる実験をするかもしれない
RINCOLOと他のライブハウスとの違いはライブを舞台として捉えていることだ
読み返して背筋が伸びるのはRINCOLOが本当に演りたいことだから
乞うご期待!!!
(以下、当時の脚本)
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《 テーマ:煥然一新 》
〜 舞台を観た全ての人に感動を残すよう(必須要項) 〜
【 “起”(終焉への息吹)】
〜 エピローグ:暗転&SE(昼間の蝉、賑やかな鳴き声)→幕上がる→下手の椅子に座っている 〜
《蝉》
※照明イメージ:後ろ灯りのみ
〜 センターへ移動、照明フェードイン、「こんばんは。今日は楽しんでいってください」 〜
《Good Paranoia》
※照明イメージ:明るく
・待陽
※照明イメージ:月灯→サビ寒色系
〜 暗転&SE(夕方の蝉の声=ひぐらし)〜
【 “承”(光速と時間)】
・暮れ六つ
※照明イメージ:橙色、夕暮れ
〜 MC 〜
・静かな夜の詩
※照明イメージ:色無し、暗く
〜 暗転→オケ流れ始めてから照明フェードイン 〜
・サテライト(カラオケ)
※照明イメージ:宇宙、衛星、暗く始めてフェードイン(星の輝き程度)からフェードアウト、ミラーボール回したいとこだけど後半まで我慢
〜 幕下げる&場内アナウンス 〜
(〜 休憩 〜)
〜 衣装替え 〜
※有無はゲネプロ次第
【 “転”(迷走の季節)】
・たんす
※照明イメージ:明るめ
《ピアノインスト》
※照明イメージ:ピアノのみスポット
《紅葉(with Mai Strings)》
※照明イメージ:紅葉
《師走鼻歌(with Mai E.Piano》
※照明イメージ:色無し、シンプルに
〜 暗転&SE(森の中、鳥のさえずり、動物の鳴き音など) 〜
【 “結”(命の在処)】
《僕の命はそこにある》
※照明イメージ:色無し
《できることなら僕だけが》
※照明イメージ:暖色系多めで明るく
〜暗転&SE(波の音)の中、朗読 〜
※照明イメージ:ピンスポ
《ikusa》
※照明イメージ:明るく→ミラーボール
〜 一旦 幕を降ろす 〜
【 encore 】
〜 幕が上がり始めたらMCなしのまま拍手の中で曲を始める 〜
《それならこの目で観てみよう》
※照明イメージ:後ろ灯りのみ
〜 MC 〜
《Sain'o O(カラオケ)》
※照明イメージ:青
〜 舞ちゃん紹介→お礼と〆の挨拶 〜
・Tire(カラオケ with Mai)
※照明イメージ:明るく
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ロングランで演じられるミュージカルのような作品を残したかったが今となってはその感性も湧き出てこずエネルギーもない
ただ…
今一度その作品のクオリティーを問いたいという意味で当時は「難解だった」という評価が主で再演は不可能と言われている2019年作品『モノクロームという名の天然色』をいずれ演ってみたい気もする…もう脚本もなくなってしまったのだが…
☆2022年10月7日(金)
《土橋悠宇ワンマンライブAutumn '2022》
開場 18:30
開演 19:30
予約 2000円+1drinkオーダー
当日 2500円+1drinkオーダー
【出演】
・土橋悠宇
予約⏬ ⏬ ⏬
2022年10月7日19時30分まで後
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