シェア
約束もなく逢えるかわからないまま、ルミとミキオは、思い出のクリスマスツリーの東京タワーに向かいました。 お互い連絡先は知っていましたが、アポを取ろうとしませんでした。 なぜでしょうね? ラインでも電話でも、できたはずなのに・・・ 多分、奇跡にかけたのでしょう。 二人は時空を超えたシンクロを信じていたのだと思います。 ラストは敢えて、白紙にしました。 皆さんの心noteに⭐︎ もし、この拙いポエムの続きを書いてくださる方?! 我こそは!という方がいらしたら是非お願い
pm6:00 長かったミーティングが終わった。 ビルを出ると、夜の帳が下り 華やぐイルミネーションの緞帳に変わっていた。 「今日はやけに賑やかだな…」とミキオは呟いた。 恋人たちが手を繋ぎ肩寄せ歩いている。 遠くから、弾む会話に笑い声が混じる。 「そうか、今日はクリスマスイブなんだ。」 僕は、ルミの事を考えていた。 そして、僕たちの思い出の場所のことも。 いつの間にかミキオは走っていた。 周りをの喧騒を掻き消すくらいに。 どうか神よ 今日だけは 願いを
pm4:00 お手製のビュッシュ・ド・ノエルを持って ルミは、友達ハリエの家に向かっている。 今夜は女子会パーティー。 クリスマスイブとあって 車内は着飾った恋人たちでいっぱいだった。 「そういえば クリスマスの待ち合わせは いつも決まってあそこだった…。」 ルミは思い出の地を 脳裏に浮かべていた。 ルミは、新幹線に飛び乗っていた。 ルミの祈りとはやる気持ち乗せ。 私たちのツリーに 逢いに 行きます。
満月を見ては 陰りゆく様に 哀愁を覚え 新月を視ては フツフツと湧き立つ 情熱を感じる そして満月を観ては 君を想う あの日から ずーとっ、考えているよ 君と僕の間にあるものを 変わらないモノは なんだろうってね 君と初めて逢った時 僕らはまだ若く 子どもで 世の中のことなんて 何にも知らなくて そのまま大人になった 神さまの悪戯で 結ばれることはなかったけど でもさ 僕たちは ”みえないモノ”を信じる力を 授かったのさ やっと答えを見つけたよ それが
満月を見ては 陰りゆく儚き光をみつめ 新月を視ては 満ちゆく心を照らし そして 満月を観ては あなたを想う 潮の満ち引き 巡りゆく季節 世界は 争いが絶えないでいます 目を覆いたくなるような 残虐な事件が起きています 世の中は目まぐるしく変化するけど 変わらないモノが ここに あります 一番大切なモノが なのに あなたは ここに いない 「ルミとは、こんな風になれると思うんだ。」 そう言って私に手渡した本 あれから何度も読み返してるのよ 私たち、な
いつもの夜が来て いつもの一日が終わって いつもの暮らしの中で 慌ただしく毎日が過ぎてゆく なにもなかったように あの予感は 気のせいだっだように いつもの毎日が終わっていく 湯船に浸かると ついつい物思いにふけってしまうんだ 考えちゃうんだ 君と僕の間にあるもの 知りたいから あの時 掴むことができなかた答えを どこかに探してる 久しぶり天体望遠鏡を覗いてるよ コペルニクスの放射状に伸びた脈が きれいに観えてる 君にも見せてあげたいよ 見たらなんて言うかな?
いつもの朝が来て いつもの一日がはじまって いつもの暮らしの中で 慌ただしく毎日が過ぎてゆく なにもなかったように あの予感は 気のせいだっだように いつもの毎日が始まります 元気でいますか? 急に寒くなったけど風邪ひいてませんか? 今年もあとわずか 一年ほんと早いね 電車で肩寄せ合う恋人たちを見かけたよ そしたら あの時の光景が蘇ってね 笑みがこぼれてた 心があたたかくて あなたを思い出してた どうやら わたしの心には あなたが。。。 今夜は満月よ あな
ここに在ることの ここに在ることを 意識しない そんな関係だけど 今君は、何を感じてるの? 君がすやすや眠ってる 安心してくれてるようで なんだか僕 うれしいんだ 僕と君の間には何があるのかな? 過ぎ去る景色といっしょに 答えが流れてく 僕は目に焼き付けれないまま ぼんやり見送るよ 少しの予感を掻き消すように またいつもの毎日が始まった。
ここに在ることの ここに在ることを 意識しない そんな関係だけど あなたはどう想っていますか? ひしめき合う席の隣で 肩だけ触れた そのぬくもりは とても あたたかくて 心地よくて 寝たふりして あの日を思い出していました あなたは外の景色を眺めてたけど… 何を感じてましたか? 何度もため息ついてたね それが、答えだったの? かな… 少しの予感を掻き消すように またいつもの毎日が始まります