駆け出しデザイナー、PCから少し離れて
こんにちは。都庁退職後、デザイナーに転職して5ヶ月目に入りました。
入社前にやりたかったウェブアプリケーションのUIのデザインに取り組ませてもらい恵まれた環境にいるなと思う日々です。
その一方で、考える時間や、インプットが足りておらず新しい気づきが減っている、仕事の深みを出すには…といった悩みもありました。
そのような状況でPCの前から離れてみて気づいたことをnoteに書き残そうと思います。
業界のことを知るために「展示会に行く」
歯科医療のスタートアップ会社に所属しているものの実際にデザイナー視点で業界にはどんなプロダクト存在するのか知りたいと思っていました。そこで、機会を設けて頂き9月29日〜10月1日に開催されたワールドデンタルショーを見学しました。
実際にメーカーの方や展示品を触れることで、歯科医療に関わる人にとってどのようなプロダクトが受け止めやすいのか考えるきっかけになりました。また競合リサーチ的視点でも実際に製品を目で見て体験したことは貴重な経験だったと思います。
個人的にはPCや書籍でインプットはもちろん、物理環境で見聞きしたり体験を通して実感を持ち、得られた知見をデザインに活かす流れが合っているようです。(少々、アナログ人間なのかもしれません)
書籍からのインプット
最近読んだ本の中で特に「自己帰属感」「身体の一部のように無意識に使えること」「透明性」「普段の環境、活動に溶け込んむプロダクトに」といったキーワードが響きました。
そして「UI設計に携わったプロダクトが、ユーザーの置かれた物理環境で、どのように使われているのか?」という情報は入るものの、実感として湧かない…ということに気づきました。
(もちろんユーザーリサーチへの理解・実践不足、リモートワークという働き方の影響もあるかもしれません)
デザイナーの集まる場所にいく
直近だとDesignship2023に行きました。コラボレーションブースを覗いたりステッカーをいただいただけですが、洗練されたデザインや素敵なデザイナーたちとお話しするだけでも「自分もこういうもの作りたい!」みたいな気持ちが上がる瞬間って定期的に必要ですよね。そしてデザイナーの活躍の場って広がっているなと感じました。
会社に出勤する
え、もはやこれ?という感じですね。
私の場合リモートワークだと作業は集中できますが、新しいアイディアや自分の棚卸し作業などが進まないようです。
※移動距離=思考が深まる距離という説あり
出社して開発メンバー以外とのコミュニケーションは、社内事情やデザイナー以外の視点を理解するためにも今の私には必要だと思っています。