いつまで自信がないって言ってるつもり?
「自分に自信がない。」
「自分よりももっとすごい人はいるのに、自分なんかが「〇〇できます!」なんて言っていいんだろうか。」
そう考える人は意外と多い。(そしてなぜか、女性に多い気がする。)
その気持ち、痛いほどわかる。なぜなら、昔の私が自信がない人だったから。
自分に自信がなかったわたしが、考えを変えるきっかけになったのがこの考えだ。
「そうやって、一生、自分に自信がないって言ってるつもり?」
自信が持てなかった過去のわたし
あがり症で、緊張しいで、本番に臨む前には事前準備をしっかりしないと安心できず、万全の準備をしてもいざ本番になると70-80点しか取れないタイプの私。
何かやりたいことがあっても「失敗したらどうしよう」という気持ちが先にきて、チャレンジさえできなくて。そんな私に自己嫌悪して、さらに自分に対して自信をなくす悪いスパイラルが続く日々。
ある誕生日の前日、自分に自信が持てなかったわたしの頭に、こんな考えが浮かんだのを今でも鮮明に覚えている。
「明日は誕生日。また1つ歳をとる。
こうやって、毎年まいとし年齢を重ねていくと、若いうちは「まだ経験が少ないから」、年をとったら今度は「もう若くないから」っていって、できないことに理由をつけてずっと自分に自信を持てないままなのかな。
え、そしたら、私、一生死ぬまで自分に自信を持つ時が来ないまま終わるの!?」
どんな人になれたら自信が持てるのか
このままいくと、一生、変わらないのか。
おばあちゃんになっても自分に自信がないといってるの……?え、そんな自分、イヤだ!
そう思って、「じゃあ、どうなったら自分に自信が持てるのか?」というお題に真剣に向き合うことに。
まず考えたのは、「どんな人になれたら自分に自信を持てるのか」ということ。
自分よりも、もっとすごい人がいない状態になれたら?
仮に、オリンピック選手になって金メダルを取れたら、自分が一番になる。いや、そこまでいかなくても、銀メダルでも銅メダルでもすごいし、オリンピック選手になっただけでもすごい!なんなら、県大会優勝だって十分すごくない?
ってことは、「自分よりも、もっとすごい人がいない状態になれなくても十分すごい」って言えるのかも。。
自信を持つために大切な考え方
そんなことをぐるぐる頭の中をめぐらせてるうちに、こんな考えに至った。
・自分に自信が持てなかったのは、自分の中で勝手に「すごい」のハードルを上げていたから
・「すごい」かどうかは、他人が決めること
・「すごい」の基準は、人によって違う。Aさんにとってすごいことが、Bさんにとってすごくない場合もある
・相手に何かを伝えるときは、「やってきたこと」や「できること」を事実ベースで伝えればいい
・あとは、相手がどのレベルを求めるかの判断にゆだねる。仮に、「大した事ない」と言われても、相手の求めるレベルと自分の持ってるものが合わなかっただけで、自分が否定されたわけではない
つまり、「自信」は必ずしも持つ必要はない。
「自信」はあって全然いいけど、なきゃいけないわけじゃない。
だから、「自信」がない自分を卑下する必要はないし、そもそも「自信がある」わたしでいなきゃいけないわけじゃない。
そう気づいた瞬間、生まれ変わった気がした。
まわりの人に聞いてみよう
毎年、誕生日が近づくたびに、あの年の誕生日の前日のことを思い出す。
あれからもわたしは変わらず、あがり症で、緊張しいで、本番に臨む前には事前準備をしっかりしないと安心できず、万全の準備をしてもいざ本番になると70-80点しか取れないのは変わらないけど、「自分に自信がない」と思うことはなくなった。
そしたら、「失敗するかも」と思っても「でもやってみたいからちょっとチャレンジしようかな」と前向きな気持ちに変われたから不思議。
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・・・このnoteを読んでくれているあなたは、「自分に自信がない」と感じているだろうか?
もしそうなら、ぜひ、自分のまわりにいる人に「客観的に見て、私のいいところ(得意なこと)って何だと思う?」って聞いてみてほしい。きっと、思わぬ発見があるはず。