睡眠コンサルタント資格を取得しました
睡眠コンサルタントとは?
睡眠のメカニズムに関する知識を深めた上で、眠りを改善する方法や、毎日眠ることが楽しみになるようなちょっとした工夫などを学ぶための資格講座です。詳しくはこちら
学習のきっかけ
そこそこ寝つきは良いし毎日7,8時間は寝ているので、個人的に睡眠に関する悩みは持っていないほう。
ですが激しい慢性肩こりと姿勢改善のために通っている整体で「根本原因は睡眠だ!」と指摘されたんです。
どれだけ手を施してもすぐ元に戻ってしまう肩こりは睡眠中の食いしばりが原因だったようなんですね。
意外な導きに驚きつつ…でもたしかに毎朝寝起きは顎がジンジンしている。
よくよく考えると金縛りや頭内爆発音症候群もあるし少しの物音や光ですぐ目を覚ますので夜中に家族と揉めることもある…
こんな私でも少なからず睡眠に難を抱えているんだと気付きました。
奇しくも最近社内で「睡眠は技術だ」とか言って睡眠勉強会など開催されているので私もいっちょ勉強するか、と重い腰を上げたのでした。
結論からいうね
あくまで個人的な感想ですが、今回の講座はあまり役に立たなかったかな?
ネガティブな宣伝は避けたいですが、睡眠の知識に乏しい私が教材を読んだ感想として、「そうだね」「うん、知ってる」というコンテンツが大半でした。
以下、参考までに一例
・朝起きたら日の光を浴びて体内時計を調整しましょう
・睡眠の1~3時間前に入浴、シャワーじゃなくて湯船に浸かりましょう
・安眠にはラベンダーの香りがおすすめ
・枕やマットレスをはじめ自分の体に合った寝具を探しましょう
・眠れないときに寝よう寝ようと考えるとストレスになるので思い切って本やテレビを見るとリラックスできますよ
いかがでしょうか?私と同じ相槌が聞こえてきますね。
もちろん内容はこれで終わりではないです。
睡眠のメカニズムとして脳内で起こる神経伝達の仕組みや神経物質の名称など、実生活にはあまり必要のない知識を得ることができます。
自分が知りたいのは睡眠改善の実践方法であって神経物質名称じゃないわ~とスルーすると試験で痛い目見るかもなのでしっかり勉強しましょう。
面白かった点、勉強になった点
各種実験の紹介。人権や後遺症を考慮して近年では過激な実験は行えなくなったため、70年代以前など昔に行われた人体実験の紹介が興味深かったです。
ただ、大概の結果は予想通りなんですけどね。
(十分に睡眠を取ったグループ、意図的に睡眠を不足させたグループでテストしてみた結果は!?など)
また、夢遊病・夜驚症・ナルコレプシー・カタプレキシー・レストレッグス症候群など睡眠にまつわる障害の話も勉強になりましたが、以前テレビで見たことあるなというぐらいの情報量でした。
夢のメカニズム・明晰夢を見やすくする方法も面白かったかな。(ネットで探すと同じ内容が出てきますが)
夢の大半は悪夢ということを知って「私なんで悪夢ばっかりなの?」と感じてたけどみんな同じなんだなと安心しました。
教材を厚くするために右へ左へ振り回され、さっき言ってたことと違う!ということが多かったのですがたとえば理想の睡眠時間に関する記述をまとめ直した結果が以下です。
平均睡眠時間5時間以下は糖尿病リスク、9時間以上寝ても糖尿病リスク。
6時間以下の人の死亡率は12%
8時間以上の人の死亡率は30%
7時間以下だと早死の傾向。
7時間睡眠は本人は睡眠不足を自覚しないが実験結果として集中力の低下が明らか。
総合的にみて理想的な睡眠時間は6時間半~7時間半。
ですが人それぞれ異なるし、同じ人でも毎日変化する。ほどほどが一番。
だそうです。
また、朝食を食べるべきか抜くべきか論争については
・子どもは食べるべき。大人は自分の体と相談して昨晩食べ過ぎたら抜くなど適宜考えて
だそうです。「ですよね」
うーん、良いところを伝えたいけどちょっと限界かな。
とりあえずこの記事を書くと会社の100万円くじに応募できるのでアウトプットは以上となります。