不思議なお年頃😌💭
高校生って…小・中学生のように義務教育に守られていないし、子ども扱いされないけどかといって大学生みたいに自由に何でもできて大人扱いという訳にもいかない。心も体も不安定になりやすい不思議なお年頃だと思う。そんな高校生は学校での横並び意識と家庭での両親との関係や学校での先生との縦からの圧力に悩まされた経験が誰だって1度はあるはずだ。進路のことや定期試験。勉強のストレスはもちろん、学校での対人関係や家族の居心地の良し悪しは本当に人それぞれだと思う。精神面でも学習面でも別のアプローチからの支えを必要としている高校生がたくさんいると最近よく感じる。
日本の高校生の7人に1人が勉強をする機会を奪われている。教育を全て学校に丸投げしていいのか。意欲はあるのに貧困で塾に通えない生徒を放っておいていいのか。不思議なお年頃を助ける家でも学校でもない場所が必要なのではないだろうか。1人ぼっちの場所を作らない。いろんな人が集まれる場所をもっとたくさん設ける必要があると思う。
横並び意識でもなく、縦からの圧力でもない別のアプローチつまりナナメの関係で相談にのってもらったり、勉強を教えてもらったりできる場所があるといいのではないか。その1つに今回のカフェゼミでお話してくださったNPOのカタリバb-labがある。わたしはゼミに入るまでこのような場所があることは愚か、ナナメからのアプローチが必要な高校生がいることすら知らなかった。 ぜひ越境してみたいと今回の話を聞いて強く感じた。
カフェゼミでお話ししてくださった今村亮さんのお話の中でわたしが最も印象に残った言葉は「憧れの格差」という言葉だ。誰かに憧れ、その人のようになりたいと頑張ることはなにかをするときにとてもモチベーションとなる。わたしにはその憧れは狭い空間の中つまり知り合いだった。文武両道で誰にでも人当たりの良い先輩であったり、部活を辞めて自分のやりたいことを貫き、留学をして他大学に推薦の決まった中1から仲のいい同級生は今でもわたしの憧れだ。よく気が合うし性格的におっちょこちょいな似たところもあるが、彼女は抜きんでて思いやりがあって、なににもひたむきに努力を惜しまない。その姿にサボりがちなわたしは何度も影響されてきた。
高校生のこのような固定された関係外に憧れの人がいたかどうか…と考えるといなかった。周りの人たちが自分の世界みたいになっていた。もっともっと外の世界へ出て幅広い人と接していけば今のわたしの固定的な狭い考え方にはならなかったように最近よく思う。大学でいろんな人に出会って、留学に行ったり、スタートアップウィークエンドで福岡で沢山の他大学の人と企画をしたり、カフェゼミや越境で今まで出会ったこともないような人にたくさん出会うことで自分の知らなかったことを知ることができた。今回のカフェゼミの件だってそうだと思う。高校生の7人に1人が貧困だなんて知らなかったし、学校でも家でもない最後のとりでとなる場所を必要としている高校生がこんなにもいるということも越境でリファインドに行くまで現実味が湧かなかったし、えみりのプレゼンを聞くまでこんな場所があるってことも知らなかった。
"無知は怖い。"いろんなことを知っていろんな人に会って、不思議なお年頃の高校生も見知らぬ人に憧れる機会がもっと増えて、固定された関係だけで思い悩むことがないように環境を整えていけたらいいと思う。そのお手伝いをわたしは大学生になり、長岡ゼミに入った今、後期はもっと積極的に取り組みたいなと思う。今回のカフェゼミは高校生という年がいかに悩みを抱えやすい時期かということを考えさせられた。その悩みがちの背景には勉強のストレスだけでなく、固定された関係にこそあるように思う。不思議に感じてきてしまう強い横並び意識と縦からの圧力に耐えられるようにナナメからのアプローチの機会を多く受け入れるべきだということに気付かされた。今後リファインドやb-labに積極的に関わりたいという意欲の湧いたカフェゼミだった。
そして後期は前期よりは履修も楽になり、ゼミにも慣れてくると思うし、チアが11月で引退となる。全てやるって決めた前期。まだ終わってないけどきちんとやり終えたい。そして前期手を抜いてしまった部分とか、足りなかったと思う部分は夏休みに継続して補いたい。そして後期は前期よりもゼミにも積極的に関われたらいいなと思うし、マイプロジェクトになりそうなものを見つけていけたらいいなと思う。