【映画】素晴らしき、きのこの世界
昨日か一昨日、偶然このトレーラーを見かけ、8年も前のフィルムだけど観てみようと。
アメリカの菌類学者・ポール・スタメッツを中心に、ジャーナリスト、フードライター、大学教授など様々な立場の人が、キノコとその存在価値について語っていく。
アメリカのサイケデリクス研究・思想家のテレンス・マッケナは、「エデンの園」で食べた知恵の実が実はマジックマッシュルームであり、「幻覚を見た類人猿がいた」という仮説を立てた。
約200万年前、人間の脳皮質の大きさは異様な早さで約3倍になり、爆発的に進化した。
マッケナはこう唱える。
シロシビン摂取により得られる共感覚で、ホモサピエンスの脳が一気にアップグレードされたのではないかと(ドキュメンタリーの中ではあくまで進化の要因の一つとして語られている)。
新しいソフトウェアというか、シロシビンというソリューションで、ホモサピエンスの脳のOSそのものが変わった、これは十分に在り得る話。
(だってこの当時、目の前にあるキノコを食べたら捕まるかどうかなんて、全く関係ないもん世界だしねw。食べられるものならなんでもTryしていたでしょう)
ジョンズ・ホプキンス大学 精神医学 行動科学 ボブ・ジェシー氏の、
現代社会における違法物という観点を、丁寧に言葉を選んで語る真摯な姿勢も見逃せない(文字化は控える)。
地上で息絶えた動植物を媒介とし、あるいは栄養として取り込み、自身らの生命のサイクルを繰り返す菌類。そしてその繋がりと拡張性はネットワークそのものである。
ピラミッドの頂点ではなく、同じ輪の中の一つの存在
みんなをつないでる
負担を分け合うため、コミュニティで成長する
個々が役割を担って協力すれば、強い集団になれる
人間がそれを理解すればいい
意識の大変革が必要だ
それをどう達成する?
進化の基盤は恩恵を与え合うことと
すべてを包み込む寛容さだ
>2020年現在でも年2回ほどマジックマッシュルームでトリップしているというスタメッツ氏。
そこはマイクロドーシングじゃないんかいw!というツッコミも入れつつ。
最後に、UKエレクトロニック・プロデューサーのジョン・ホプキンス(ブライアン・イーノ、コールドプレイなどをプロデュース)が制作した、「幻覚セラピーの為の音楽」をリンクしておきます。
ゲストに故ラム・ダスを迎えてるとのことで、このお声がきっとそう?
瞑想や、Chill Out Timeに。『Music For Psychedelic Therapy 』
ヘッドフォンでどうぞ。
映像もよくあるサイケデリアな感じではなく、有機的で、とても和みます。
Be Here Now.
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