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自己流ファンレターの書き方


手書きの文字が好きです。
その人がどんな人か、わかる気がするから。

手紙をもらうのが好きです。
画面に打ち込んだ方が早いのに、時間をかけて文字を紡いでくれているから。

手紙を書くのが好きです。
その人のことを考えて、向き合える時間だと思えるから。




Rinaです。
今回はnoteを始めようと思ったきっかけでもある自己流のファンレターの書き方について書こうと思います。
画像はみんなのフォトギャラリーよりお借りしました。素敵なイラストをありがとうございます。

なお、こちらの記事はファンレターを書きたい人向けのアドバイス的な記事ではないので、「こんな風にファンレターを書いてる人もいるんだ」くらいの感覚で読んでいただけたら幸いです。
もし参考にしていただけることがあれば光栄ですが、何かあった時の責任は一切負えませんのでご了承ください。



1. 送る頻度


推しが先行試写会やトークショーへの登壇したり、朗読劇や舞台へ出演される際はできる限り足を運んでいるので、イベントへ参加する度にお手紙を書いています。
イベントが重なったり、昼夜公演のものがあったりなどするので多い時は1ヶ月に2通ほど書いていると思います。

2. 送付方法


上記のタイミングで手紙を書いていることもあり、主にイベント会場に設置されたお手紙BOXに預けています。
しかし、イベントによってはお手紙BOXの設置がないこともあります。事前に手紙を預かってもらえるか確認した方がいいのだろうなぁ…と思うので次回からはそうしようと思います。
なお、事前に運営側から「手紙を含むプレゼントは一切お預かりしません」のようなお知らせがある場合は手紙は持参しません。

また、イベントがあっても参加できない時や、推しの出演イベントがない時などは事務所に郵送することもあります。


3. こだわり(封筒・便箋関連)


レターセットは毎回同じものを使用しています。
オリジナルの封筒・便箋を作ってみたい気持ちもあるのでいつか作った時に記事にできたら…なんてぼんやり思っています。
(実はオリジナルレターセットの箔押し部分のイラストは完成しているのですが諸事情でレターセット自体の作成を躊躇っており…代わりにそのイラストのスタンプを作成中です。届くのが待ち遠しいです)

続いては封筒に書く宛名についてです。

イベント会場設置お手紙BOXへ預けるものは
『〇〇 〇〇(フルネーム)様』

事務所へ郵送するものは
『事務所住所
(事務所名) 気付
〇〇 〇〇(フルネーム)様』

のように記入しています。

また、どちらの場合でも裏面には自分の住所とフルネームを書いています。
これは決して返信を期待しているわけではなく、ファンレターでもそれ以外でも郵送物には万が一こちらへ戻ってきたときのことを想定してリターンアドレスと名前を書いています。(事務所の住所はしっかり調べて間違いないように記入してはいますが何かあったときのため)
イベント会場に預けるものにもリターンアドレスと名前を書いているのは、自分の所在を明らかにしておきたいという気持ちがあるからです。
もちろん、「会場でのBOX預けなので名前のみ書いている」など様々なお考えがあり、名前のみ記入しているという方もいらっしゃると思います。その方達を否定しているわけではありませんのでご了承ください。ファンレターの書き方含め、応援の仕方それぞれだと思います。推しや周りに迷惑がかからないのであれば自己流でいいのかなと思います。


4. こだわり(内容編)


私の推しはイベントなどで「ファンレターはもちろん全部読んでいます」と公言している方です。リップサービス…かもしれませんがSNSに「お手紙届いています」「ファンレターいつもありがとうございます」のように書いてくれたり、お人柄的にも読んでくださってるんじゃないかなぁと思っています。

たくさんのファンから手紙を受け取っているはずなので、枚数は3枚程度と心がけています。
………と、言いつつも想いが溢れて結局6枚くらいになってしまうこともあります。そういう時は特に読んでほしい・思いを込めている部分に色付きマーカーで線を引いて目立つようにしています。(学生時代の教科書みたい…)

また、ページ数/ページ総数のようなナンバリングもしています。例えば便箋3枚分書いたとすると、そのうちの1枚目には1/3と書いています。


続いて、ファンレターを書くにあたって構成は下記の通りです。

①挨拶
②イベントへの出演に対するお祝いと楽しみにしていることについて(※事務所へ郵送するものでは省略)
③アニメや吹替などの出演作品の感想/以前出演されたイベントやラジオなどの感想
④結び

構成の詳細については下記に記載します。

①挨拶
書き初めは「こんにちは」で、それに続けて「お元気ですか」「暑いですがいかがお過ごしでしょうか」など相手に尋ねる言葉を書いています。

また、推しに初めてファンレターを書いた時は簡潔に自己紹介のようなことを書きました。自分語りにはなってしまいますが、初めての手紙になるので自分が何者なのか明かしておいた方がいい気がしたので…。
こんな感じです↓

「はじめまして。(作品名)で〇〇さんのことを知りファンになった(本名フルネーム)と申します。今回初めてお手紙を書きますので、少しだけ私のことについて書きたいと思います。私は現在(県名)に住んでいる(年齢)歳で、(例:教師)として働いています」
推しに出した最初の手紙にはこの自己紹介の後にファンになったきっかけの作品や役についての感想を書きました。

②イベントへの出演に対するお祝いと楽しみにしていることについて
「本日は(イベント/舞台名)へのご出演おめでとうございます」と書き出し、続いてそのイベントで楽しみにしていること(歌唱パート、朗読の内容、グッズ購入、お渡し会など)をいくつか簡潔にまとめます。
なお、事務所へ郵送する手紙についてはこの部分は省略します。

③ アニメや吹替などの出演作品の感想/以前出演されたイベントやラジオなどの感想
ここが1番長くなります。ひとつの仕事に絞った内容を書くのが私の理想ですが、絞りきれない時がほとんどです。
この部分の冒頭では”この事とこの事について書きます”という項目を明記してから書きはじめ、その後に続けて、その項目ごとに段落に分けて感想を書くといった感じになります。
こんな感じです↓

「今回のお手紙では、(前回のイベント)の感想とお礼、ご出演されていた(作品名)を見た感想について書きたいと思います。
まず初めに、(前回のイベント)に参加させていただいた時〜〜〜〜〜〜
続いて、(作品名)についてですが〜〜〜〜〜」

④結び
最後まで読んでいただいたことへ対するお礼今後も応援している旨を書きます。
また、アニメや吹替への出演やイベント登壇、写真集やアルバムの発売が決まっているなど今後の仕事の予定があればそれに対しても触れています。
そして、個人的こだわりとしては「またお手紙を書きます」と継続的なファンレター送付表明相手の健康を気遣う一言を添えています。
こんな感じです↓

「お忙しいところ最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、最後になりますが来月の2ndアルバム『(アルバム名)』のリリースおめでとうございます。すでに予約完了しており、視聴サイトにて何度も再生しているので今から手元に届くのが楽しみです。リリースイベントにも参加できたらなぁ…と思っています。
それではまたお手紙を書きます。ますます暑くなりますので〇〇さんもお身体に気をつけてお過ごしください」


5. 心構え


・返信を期待しない
・必ず読んでもらえると思わない
・相手に不快な想いをさせない
・丁寧な字で心を込めて書く

まず、大前提として返信は期待しておりません
推している人・界隈によっては返信がくることもあるかと思います。(ちなみに私も海外の俳優さんへ手紙を出したところ、2年越しに返信が来たことがあります。その話もいつかしたいです)
ただ、私や私の周りの声優を推している友人・知人で返信をもらった人はいませんし、話を聞いたこともないです。

ファンレターはこちらの一方的な推しへの気持ちを伝えることのできるツールとして考えています。
(本人SNSへのコメントやDMも同様のツールだと思います)

そして、私の推しは手紙を読んでくれていると思っている、と先述しましたが「本人の手元に渡ったらラッキー!」「中身を読んでいなくても、封筒を見てくれるだけでも嬉しい」と思うようにしています。
そして、究極のところ”推しへの手紙を出した”事実が喜ぶべきことだと思っています。
手紙を書き封をして、BOXへ預けた/ポストに投函した時点で「出せたぞ!」と嬉しい気持ちになるのです。

そしてわたしは字が上手い方ではありません。
むしろ結構癖字というか…全体的にカクカクしており、かと思えば丸みを帯びた文字の時もあり…おかしな話ですがその日によってコンディションが違うのです。
どのコンディションであってもできる限り読みやすく丁寧な字を書くことを心がけています。


6. 最後に


ここまで読んでいただきありがとうございました。
自己流ファンレターの書き方についてアウトプットすることができてよかったです。

今後も推しへの気持ちが続く限り、ファンレターを書き続けていこうと思います。
そしてnoteでもファンレターについてまだまだ書きたいことがあるのでいずれ記事にしたいと思っています。その時はまたご一読いただけたら嬉しいです。