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ナッペ、口金いらずの簡単ショートケーキ(レシピ)

普段着のお菓子を綴っていきたいと思い、始めたnote
作るぞと意気込むお菓子よりかゆったりとした気持ちで作れるお菓子を
お伝えしていきたいと思っています

来年以降はメンバーシップ、または単発の有料記事にて
レシピを定期的に配信できたらと思っておりますが、
まずはこんな感じで進むんだなと体感していただければと思い、
公開にてレシピをお届けしたいと思います

初回のレシピはクリスマスも近づいてきているので、
華やかなお菓子をご紹介できたらと、
自宅でも気軽に作れるふわふわスポンジ生地で作る
ナッペも口金も必要のないショートケーキ
ワンポイントアドバイスと共にご紹介します


ナッペ&口金いらずの簡単ショートケーキ

ショートケーキは一度は作ってみたいと思うお菓子ですが、
満足のいく仕上がりを目指すにはナッぺや口金が必要だったり
デコレーションにそれなりの練習が必要だったりします

そこで自宅でも気軽に作れるよう、今回はナッペも口金も使わず、生地も半分にカットするだけのショートケーキを作ってみました

生地自体の分量が少し多くなるので目指すは"生地を楽しむショートケーキ"
スポンジ生地それだけで食べてもふわふわ&しっとりな生地に仕上がるような配合にしています

大事なポイント

ハンドミキサーで泡立てるふわふわのお菓子は
少しハードルが高いと感じてしまいますが、
スポンジ生地作りの大事なポイントは
1. 材料を適温に調整し、計量してから作業を開始する
2.しっかり泡だてる、そして泡が潰れないように混ぜる

の2点です。
それぞれの工程でさらに詳しくポイントを説明していきます

材料(15cm丸型1台分)

スポンジ生地
全卵…100g(M玉2個分)
グラニュー糖…70g
薄力粉(スーパーバイオレットを使用)…70g
無塩バター… 30g
牛乳…10g

シロップ
水…50g
グラニュー糖…60g
*鍋に水とグラニュー糖をいれて中火で温めグラニュー糖が溶けたら容器に移し冷ます

 ホイップクリーム
生クリーム(乳脂肪分36%前後)…150g
グラニュー糖…15g

お好みのベリー いちごだったら1パックほど

作り方

スポンジ生地

下準備
丸型の底と側面に紙を敷き、オーブンは天板も一緒に180度に予熱しておく
無塩バターと牛乳は合わせては湯煎で溶かし、温かい状態(40-50度ほど)を保っておく
 

1.中ボウルに全卵を加えほぐしグラニュー糖を加え混ぜたら湯煎にかけ、泡立て器で混ぜながら人肌 (35度程度)まで温める
*卵液の温度を上げると泡立ちが良くなる
*卵液の温度が高すぎると大きな泡がたちすぎると腰折れ&膨らみが悪くなるので注意

2.湯煎から外し、ハンドミキサーに持ち替え大きく円を描くように高速で3分ほど泡立て、泡立ったら低速で30秒程ゆっくり回してキメを均一にする
*ビーダーに一瞬こもり、落ちた生地が3−5秒かけて消えていく状態 

3.ゴムベラに持ち替え、小麦粉を1度にふるいながら加え、真ん中を切ってはボウルの側面に当てるように下からすくって20回ずつツヤが出るまで混ぜる
*泡をつぶさないように生地を撫でたりせず、さっくりと混ぜる 

4.  バターと牛乳の器に3の生地をひとすくい加え、もったりするまでゴムベラで平行に混ぜ、3に戻し、3. と同じように15回ほど混ぜ、周りをゴムベラではらって再度5回ほどバターの筋がなくなるまで混ぜる
*バター類ももったりとした状態で加えると泡が潰れにくい

5.    オーブンを170度に落とし、30ほど分焼く
*生竹串を刺した際に串に生地がつかず、生地の真ん中を押した時に弾力がある状態、指の跡がつくようだったら2−3分追加で焼く

6.    焼きあがったら10cmほど上から型ごと2回落とし、型から外し紙を取って網の上で冷ます
*粗熱が取れたらラップまたは袋に入れて乾燥しないように

ホイップクリーム

氷水にあてたボウルに生クリームとグラニュー糖を加えてハンドミキサーで角が立ち始めるくらいの7部立てまで泡立てる。
*低い温度&短時間でクリームを泡立てる

組み立て

1.生地を波刃包丁で横半分にカットし、刷毛でシロップを打つ。
*カットルーラーを上下に置いてカットすると均一にカットしやすい

2.クリームの1/4をカットした生地に塗り、いちごを並べる。さらに1/4のクリームをいちごのすきまにゴムベラで塗り広げ、もう一枚の生地を重ねる。

3.残りのクリームをトップに広げ、真ん中を少し窪ませる。
*触りすぎると分離してしまうので、注意

4.果物を乗せて完成。冷蔵庫で2日間保存可能

クリスマスシーズンに限らず季節の果物を添えれば年中楽しめるショートケーキ。ぜひ作ってみてください!

さらにふわふわの生地作りを極めたい方は以下の本でも詳しくそしてバリエーションを増やして解説しております。ぜひご覧ください!


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