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醤油の選び方:本物の醤油で料理の味を引き立てる

醤油は、和食だけでなく世界中の料理にも使われる、最も身近な調味料の一つだと思います。そのままかけたり、料理に使えば旨味と深みがでてくると思いますが、どれを選ぶべきか迷うことも多いのではないでしょうか?
今回は、醤油の役割や種類、選び方について詳しくご紹介します。


1. 醤油の体内での役割


醤油は、ただの味付け調味料ではなく、健康にも影響を与える大切な食品です。
アミノ酸の供給
醤油は、大豆由来のアミノ酸を豊富に含んでおり、体内でたんぱく質として利用されます。
消化促進効果
発酵食品である醤油には、消化を助ける酵素が含まれています。
抗酸化作用
醤油に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果が期待されます。


2. 料理における醤油の役割


醤油は、料理に深みと風味を与える重要な調味料です。
味付けの基本
醤油は、塩味だけでなく甘味、旨味、酸味を兼ね備えた万能調味料です。
醤油を数滴加えるだけで、料理全体の風味が引き締まります。
香りを引き立てる
醤油には、加熱することで豊かな香ばしい香りを生み出す特性があります。
保存性の向上
醤油に含まれる塩分が、防腐効果を発揮します。


3. 醤油の種類


醤油には、製法や原材料によってさまざまな種類があります。それぞれの特性を知り、料理に合った醤油を選びましょう。
濃口醤油
日本で最も一般的な醤油。塩味と旨味のバランスが良い。

薄口醤油
塩分が濃口醤油より高めで、色が淡い。

白醤油
小麦を主原料とし、大豆が少なめ。甘味があり、色が非常に淡い。
愛知県の特産品。

再仕込み醤油
一度醤油を仕込み、火入れの前に、再び麹を加えて再発酵させた濃厚な醤油。

たまり醤油
大豆の割合が高く、とろみがあり、濃厚で旨味と風味が強い。

甘口醤油
    九州でおなじみの甘い醤油。濃口醬油に甘味料で味つけしている。人工甘味料をしいうしていることもあるので、成分表示を確認。



4. 本物の醤油とは?選び方のポイント


(1) 原材料を見る
「大豆(丸大豆)」「小麦」「塩」のみが原材料の醤油を選びましょう。
(2) 製法を確認
「本醸造」と記載されているものは、昔ながらの製法で発酵と熟成の過程を経て作られています。「天然醸造」で「木桶仕込み」のものは、間違いなし。
(3) 添加物が入っていないものを選ぶ
防腐剤や着色料が入っていないものが理想的。
(4) 瓶に入っているものを選ぶ。
   酸化を防ぎ、風味と栄養価の低下を防ぐ。


本物の醤油で料理を格上げしよう


醤油は、日本の食卓に欠かせない調味料です。本物の醤油を選ぶことで、料理が格段に美味しくなり、健康的な食事が実現します。
選ぶ際は、「原材料」や「本醸造」の記載を確認してみてください。
料理の種類や好みに合った醤油を選び、家庭の味をさらに豊かにしていきましょう!


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