成長し続ける人が必ず実践している「分からないこと」の向き合い方
今日は1日かけて「RPA」の勉強をしていました。
RPAとはロボティック・プロセス・オートメーションの略で繰り返す作業などを人の替わりにしてくれるロボットのことです。
今や大企業・中小企業合わせて60%が導入しているツールなので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
このツール、プログラミングなどの高度なスキルが必要なわけではないのですが文系デジタルマーケターの私はクラス開始後はちんぷんかんぷんでとてもついていけませんでした。
誰でも自分の「分からない」を受け入れるのはつらいもの。
私はこれまで、自分の成長を阻んでいた一番の原因が
「分からないこと」
を放置していたことにあると気づきました。
過去の私は、分からないことをそのままにして
「いつか分かるようになるだろう」
と思っていました。
しかし、その「いつか」は訪れることはなく、ただただ時間が過ぎていくばかり。
そんな時、ある成功者の言葉が私の価値観を大きく変えました。
「分からないことに気づくこと、それが成長のスタートだ」
この言葉を聞いてハッとしました。
私は自分が分からないことに気づこうともせず、
それを認めることすら避けていたのです。
そこから、私の「分からないこと」との向き合い方が少しずつ変わり始めました。
「分からない」は恥ずかしいことじゃない
かつての私は「知らない」と言うことが恥ずかしいと感じていました。
特に仕事の場面では、
「そんなことも知らないの?」
と思われるのが怖くて、分からないことを質問できずにいました。
でも、ある時先輩から言われた一言が心に刺さりました。
「分からないままにしておく方がよっぽど危険だよ」
その時、私は「知らない」と言えない自分を守ることに必死で、本当の学びを得るチャンスを逃していたことに気づきました。
それ以来、「知らない」と言うことに対する恐れが少しずつ和らぎ、
「分からないこと」を素直に認めるようになりました。
実際、分からないことをオープンにすることで、多くの人が助けてくれることも分かりました。
質問するたびに、周りの優しい人たちからの新しい知識や視点が得られるだけでなく、周囲との信頼関係も深まることを実感しました。
分からないことを見つける方法
「分からない」と向き合うには、まず何が分からないのかを知る必要があります。
そのために、私は日常的に自分に問いかける時間を作るようにしました。
例えば、次のような質問を自分に投げかけます。
今日の会議で理解できなかったことは何だろう?
最近気になっているけど調べていないことは?
今取り組んでいるプロジェクトで分からない部分はどこだろう?
これらの問いに答えるだけで、自分がどこに不安や疑問を感じているのかが明確になります。
また、他者との対話も大きなヒントをくれます。同僚や友人との会話の中で、ふと
「それ、どういう意味?」
と聞くことで、自分では気づかなかった疑問が浮かび上がることも少なくありません。
質問する力を鍛える
質問することは、分からないことを解消するための最強のツールです。
かつて私は「質問」をすることに躊躇していましたが、
ある時「質問力は才能ではなくスキル」という話を聞き、練習を始めました。
私が実践している方法のひとつが
「具体的な質問をする」ことです。
「どうすればいいですか?」という抽象的な質問ではなく、
「このプロセスのここが分からないのですが、どのように進めるべきですか?」
と具体的に尋ねるようにしました。
このちょっとした工夫だけで、相手の答えが格段に分かりやすくなり、解決までの時間も短縮されました。
解決へのアクションプラン
分からないことが明確になったら、それを解消するために行動することが重要です。
私は次の3つのステップで取り組んでいます。
情報を集める
信頼できる書籍や記事を探したり、詳しい人にアドバイスを求めたりします。インターネットの活用はもちろんですが、直接人に聞くことで得られる知識は格別です。実践してみる
情報を得ただけでは学びは深まりません。実際に試してみることで、初めて本当の理解が得られると感じています。例えば、新しいツールの使い方を学んだ時、まずは小さなプロジェクトで試してみてから本格的に導入するようにしています。振り返る
最後に、学んだことを振り返る時間を持ちます。うまくいった点や改善が必要な点を洗い出すことで、次に活かせる学びがさらに深まります。
「分からない」を楽しむ習慣を
最近、私は「分からないこと」を見つけること自体が楽しくなってきました。
分からないことが多ければ多いほど、これから学べることがたくさんあると感じるからです。
そして、その学びを少しずつ積み重ねていくことが、私自身の成長につながっていると実感しています。
今日のクラスでも講師をつかまえて、分かるまで質問をし、一つひとつ理解していくたびに
「分かった!」
という喜びを味わうことができました。
おわりに
分からないことに向き合うのは、最初は怖いかもしれません。
しかし、それを乗り越えた先には、確実な成長と新しい可能性が広がっています。
私は今も、日々「分からないこと」と向き合いながら成長を続けています。
そして、このプロセスそのものが、自分の人生をより豊かにしてくれていると感じています。
あなたもぜひ、今日から「分からないこと」と向き合う一歩を踏み出してみませんか?
今回の記事、いかがでしたでしょうか。
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