失敗はしても後悔はしたくないという話
人生において大きな失敗だったと感じる出来事はあるだろうか。私は何度もある。特に人生の節目における決断なんかは,後から振り返ってもどちらが正しかったのかなんて分かりやしないし,決断する以前に自分の能力が足りずに選択の余地がなかったということもあった。
しかし,そんな失敗に関して心がけていることがある。それは失敗はしても,その失敗に対して後悔はしないようにしようということだ。
もちろん束の間の後悔はある。それは当然のことだ。私は結構ウジウジと考えてしまうタイプなので,あのときああしておけばよかった…なんて考えてウワーーーッとなったりする。でもその後悔を長期間引きずって,その失敗のせいで今何かができないと諦めるのは絶対に嫌なのだ。
だから,ちょっと後悔して反省した後は,失敗してしまった以上今の状況を目一杯活用するにはどうしたらいいのかということに目をむけるようにしている。
そして,今までの人生を振り返ってみると,失敗して違う道に進んだことで新たな出会いがあったり,思いがけない良い出来事が起きたりした。だから,その時点で失敗だと思ったこともよくよく考えるとなるべくしてそうなったのかなと思えるようになった。
受験だって仕事だって,失敗したらその時はこの世の終わりだと思うかもしれない。でも,今のこの環境のせいでやりたいことができない,なんて言っていても状況が変わるわけではない。じゃあここからどうすれば自分の人生が良くなるかという未来志向を持ちたいものだ。
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