見出し画像

自分の軸を大切にすることが未来を創る

ロールモデルから学んだ「軸」の大切さ

先日、東京都が主催する「NEW CONFERENCE」に参加してきました。

このイベントは、女性経営者の活躍を応援し、彼女たちのエピソードを共有する場。会場には、小池都知事、こんまりさんや夫の川原卓巳さんをはじめ、多くのロールモデルとなる女性たちが登壇していました。
彼女たちが語る、改革や挑戦のエピソードはとても心に響きました。

ある登壇者が話していた「壁を扉にしていきましょう」という言葉が、特に印象的でした。

以前は超えられない壁だと感じていたものが、時代の変化とともに扉に変わる―それは、多くの女性たちが歴史の中で挑戦し続けた結果なのだと改めて感じました。

男女雇用機会均等法が制定され、採用や昇進で差別がなくなったのは1985年。たった40年前のことです。
私たちが今、当たり前のように選べる「働き方」も、多くの改革の上に築かれたものだと思うと、感慨深いものがありました。

登壇している女性たちが、世の中をまっすぐに見て、社会をよい方向に変えていきたいとブレずに行動している姿は本当にかっこいい!!

そして私もまた、時代の変化に敏感でありながら、自分の軸を持ち続けたいと改めて感じました。

未来から逆算する生き方

DUAL STORYのインタビューを通じてお話を伺った声優の小島幸子さんも、自分の軸を持ち、未来を見据えた行動をされている方でした。

彼女は、ご自身の人生設計に基づいて、29歳で結婚、31歳で出産。
仕事がとても忙しい時期だったけれども「今の状況に流されるのではなく、未来のありたい姿から逆算して選択をする」という考えを徹底され、自分でタイミングを決めてらっしゃいました。

例えば、子どもを二人産む決断についても、当時の状況だけでなく「将来子どもが一人だと親離れしづらくなるかもしれない」といった長期的な視点から考えた結果だと話していました。

また、妊娠中から仕事復帰の計画を立て、自分の働き方に合った保育園を早々に確保するなど、具体的な準備を進めていました。
その姿勢からは、明確な軸とブレない信念が感じられます。

とはいえ、幸子さん自身が「全てを一人でやりきったわけではない」と語っていたのが印象的でした。

得意なことは自分で行い、苦手なことや負担が大きすぎることは周りのサポートやお金を払って解決する!苦手なことに時間をかけているほど時間はない!と。とても沁みました。

子育てについて周囲の声に惑わされそうなときは、相手も悪気があって言っている分けではないので、自分のことを想って言ってくれた気持ちに感謝をしつつ、今の自分の状況には合わないものは切り捨てる。

この割り切りこそが、自分と家族を守りながら幸せを追求するために必要なことだと感じました。

自分の軸を持ちながら挑戦する未来へ

ロールモデルとなる女性たちの話を聞いて共通して感じたのは、「自分の軸を持ちつつ、柔軟に時代と向き合う」という姿勢の重要性です。

社会課題に向き合うためには、自分の信念を持ちながらも、時代の変化に敏感である必要があります。そして、その信念が揺らがないよう、周囲のサポートを得ながら進むことも大切です。

今回、お話を聞いた方たちは、DUAL STORYの体現者とも言える方たち、つまりはご自分でやりきった方たちだと感じました。

でも、実際はこの方たちのようなキャリアを望みながら、叶えられない方も多いのでは?
改めて、DUAL STORYを通じて「これから子育てもキャリアも諦めたくない女性たちが、人生の選択肢を増やせる」サポートの必要性を感じました。

そして、私もその張本人のひとり。
この道を進む中で、揺らがない軸である理念を大切にしたいと改めて思います。

いいなと思ったら応援しよう!