その時々を味わいながら、前進していきたい
こんにちは!
私の感情が動いた出来事を、月に2度ほど書き綴っています。今月はこちらです。
プライベートと仕事、目的をはき違えずその時々を味わえる自分でいたい。でも学びはブリッジングできる。
先日、知り合いの結婚式に出席したときのことを振り返りながら、自分がプライベートと仕事をどのようにバランスを取っていくかを改めて考えました。
結婚式の会場についてから、違和感のある光景をいくつか目にしました。
式が始まる前とはいえ、待合室で名刺交換している人。式が終わってから披露宴会場でPCを開いて作業をしている人、披露宴中、前で挨拶をしている方がいるのも関わらず、背を向けて名刺交換を続ける人もいました。
今日は何の日だったっけ…?
仕事のつながりで招待されたとはいえ、本人やご家族にとっては晴れの舞台。
何気ないプライベートの会話の流れでビジネスの会話が生まれるということはあるものの、その場で名刺交換をしている人たちは、ビジネス交流が目的になっているように感じました。
そんな目的を履き違える、大切な人の大事な時間を大切にできない。
誰が仕事を頼みたいと思うのだろうか。
結婚式というプライベートのシーンでも、とにかく仕事に繋げたくて必死なのかもしれないが、それは逆効果。
自分はその場にいる目的を見失わない人でありたいと強く思いました。
私自身も、移動中に打ち合わせをすることや、時間を捻出するために柔軟な工夫をすることはありますが、人と関わる場面では、接する人の気持ちを置き去りにすることは絶対にしたくないと思っています。
一方で、プライベートとビジネスの垣根を越えて学びを活かしていく「ブリッジング」は、どちらにも大きな価値があります。
私がこれまでに出会ったビジネスと子育てをうまく両立している方たちは、この「ブリッジング」をうまくやっているなと感じます!
私も、その瞬間瞬間を大切にしながら、学びをさまざまな場面に活かしていける自分でありたいと感じます。
経営者としての決断は、大きな責任やプレッシャーを伴う。でも、それは事業が大きくなっている証拠。困難の先にしか感動はないから。
先日、歯医者さんで「噛みしめが強い」と言われました。思い返せば、ここ数カ月の間は、大きな決断を迫られる場面がいくつもあり、プレッシャーを感じていたのだと思います。
経営者として、事業が成長する過程で下さなければならない決断には、常に大きな責任とプレッシャーが伴います。でも、これは事業が順調に大きくなっている証拠だと前向きにとらえるようにしています。
私には、苦しいけれど決断を重ね、頑張る人を支えたいという想いが強くあります。だから私自身も、そうありたい!!
先ほども書いた知り合いの結婚式で、親族代表として挨拶をした新郎のお兄さんの姿はとても印象的でした。
お兄さんは笑いもとりながら会場を盛り上げながらスピーチを始めました。使い慣れていない言葉に詰まるシーンや、最後の大事な挨拶が飛んでしまうこともありましたが、足を振るわせながら、最後までスピーチを務めました。
父の代わりに大事な役目をするというのはそうとうプレッシャーだったと思います。
大きな重圧のなか役割を果たし、新郎新婦が退場したあとに壁際で泣き崩れた姿に、深い感動を覚えたのです。
なんて美しい姿なんだろう。
誰かのために頑張る姿、それこそが感動を生むのだと改めて感じた瞬間でした。
私自身も、日々のプレッシャーのなかで、誰かのためを思って頑張ることができる人でありたいと思っています。
困難を乗り越えたその先にこそ、感動が待っているから。