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空気読みすぎ問題

私は空気を読みすぎる。
場を和ませるために読みすぎて、むしろ読めてないやつっぽくなるくらいに読みすぎる。

自分がどう思うか、ってことより、自分の周り全体がどう思っているか、周りが嫌な空気にならずうまくいっている、という状態を昔から無意識に一番大事にしているからなんだと思う。

いい人に思われたいとかそういうのじゃなくて、周りで不満を漏らす人がいて不穏な空気になる気まずさに耐えられないからだ。
そうなるくらいなら下手に出たり、あほになったり、我慢する方がましだと体が勝手に対応する。


今じゃ面影もないけど、私は小2から中3まで、毎年学級委員、生徒会、委員長をやらされるタイプだった。
決して元気で引っ張っていけるようなタイプではない。物分かりよく、グループ作りで余る子が出ないように手を回したり、みんながやりたくないことを進んでできたりしから、押し付けられていただけだ。
大人しすぎず適度に頼みやすい感があるから先生にも いいように使われていた。
ハブられる子がいないようにあなたから声をかけてあげなさい、みんなの見本になりなさい、、

気づけば、主体は自分じゃなくて周りになっていた。それが子供の頃から体に馴染みすぎて、得意は得意なんだけど、私の心はほんとは望んでない。

でも、口は勝手に大丈夫でーす!やっときます!おまかせください!って引き受けちゃうし、人と人の間に挟まれて両方から色んな話を聞かされて、双方に悪口になってしまわないよう、でも共感して、イライラさせない程度のポジティブな返しをする、、
社会に出てもこの習性は変わらないらしい。


昔の上司に、もっと自分勝手になれ!と言われたことがある。これが私にはとても難しい。


空気読みすぎ問題、深刻化中だ。


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