反抗期対策#1パパを崇拝するように育てる
反抗期を乗り切る10の対策をhackしていきます。本日はhack1「パパを崇拝させるべし」です。
実践すると、子供たちがパパを尊敬し、大好きになる。
なぜか自分も、出逢った頃よりもっと旦那が好きになる。
という謎のポジティブな事が起こります(笑)
妻である私から言わせると、
一緒に生活する中で、大なり小なりの文句はあります。
靴下が変な場所から発見されたり、
いつ使ったのか不明のマグカップが「なんでこんなところに?!」
などなど、挙げればきりがありませんが、
ちっちゃな事も重なれば山になりますからね。ハァ。。。
それでも私は子供にパパの事をあんまり悪く言わないと決めています。
小言を言っちゃったとしても「忙しくて忘れちゃったのかな?」などと打ち消す言葉で締めます。
自分の経験から、私は母に洗脳されてしまった節があるんじゃないかと思っています。それを逆手に取ろうと考えたんです。
私は幼少期、母に父の文句をずーっと聞かされていました。
正直、本当に苦痛でした。
母にとっては、一人っ子で同性の私が
唯一の心を許せる話し相手だったのでしょう。
そして、私を味方につけることで安心できていたのかもしれません。
さみしいことに、私が本当の父の思いや姿を知ったのは、
父を好きになれたのは大人になってずいぶん経ってから。
LINEなるものができてから、
父と直接コンタクトが取れるようになってよかったです。
それまでは、実家の固定電話に掛けると必ず母が出て、
父と直接話す機会がなかったんです。
それまでは、父は母に迷惑をかける人?
みたいな印象しかもっていなかった。
働く姿などを見て尊敬はしていたけれど、
家では母の文句通り目に映る父の姿。
父の威厳というか、怖いなーと思っていたのか、
小学高高学年~中学生の間で会話した記憶がほとんどありません。
自ずと母にべったりで、
母の敷いたレールの上を歩く人生となりました。
(後に、あるきっかけでそのレールから降りて自分で道を切り開くことになるのですが)
ここで気が付くのは、
母の洗脳がある一定の時期まで成功しているということです。
ピュアでニュートラルな子供に対して、
一番長い時間近くにいる人が、
繰り返し同じ話をすると、
マインドセットがその通りになる可能性が高い。
つまり、洗脳です。
これは良い方向に利用すべきだなと思いました。
自分の子供たちには、
私と違って、パパが大大大好きになってもらいたかった。
そのほうが自分の時間も作れるし、
私も子育てしながら仕事もしたかったので、
ママにべったりになるより、分散されたほうが都合が良い(笑)
なので、幼少期からそれを刷り込み続けようと思いました。
◇キーワードは3つ◇
「パパかっこいいね!/ 優しいね!/嬉しいね」
「パパいただきます」
「パパ疲れてるんじゃない?」
1,何かにつけて「パパかっこいいね」と言っています。
パパが仕事に行くとき「パパかっこいいね」
昔の写真を見て「パパかっこいいね」
英語で電話しているとき「パパかっこいいね」
家具を組み立ててもらい「パパかっこいいね」
バーベキューしてて「パパかっこいいね」
パパがアイス買ってきてくれたよ「やさしいね」
パパが公園に連れて行ってくれるって「嬉しいね」
これを続けていると、息子がパパを目指すようになりました。
「僕もできる」とか、「パパすごーい」とか、「パパが〇〇してくれた」とか、パパの行動に注目するようになったんです。
そして、私もなんかパパがどんどんかっこよく見えてくるんです(笑)
自分への洗脳も成功!
2,食事の時は「パパいただきます」と言う
これは、子供たちに言わせるというより、
私が言っていると、子供たちも自然に言うようになった事です。
最初は、「ママが作ったのに何でパパいただきますなの?」と不思議がっていました。
パパがお仕事してくれないと、こんなにおいしい御飯をお腹いっぱい食べられないんだよって説明しました。
そしてポイントは、パパが出張で不在の時も、
パパが仕事で遅くなってその場にいない時も、
絶対に「パパいただきます」と言い、食卓にパパの存在感を演出します。
本人に伝えるとき以外も、普段から感謝の気持ちを持てるように言葉に出せるチャンスが、食事をいただく時です。
パパがいるときは「パパいただきます」というと、主人が「ママ作ってくれてありがとう」と言ってくれるようになったので、子供たちも言ってくれるようになりました。
3,パパのミスを発見したら「パパ疲れてるのかな?」と逃げ道を作る
パパを崇拝させるばかりでは、
パパが完璧でなければいけないプレッシャーがあります。
でも、パパだって人間で、できないことだって、失敗することだってある。
そんな時、責めないであげてほしい。
だから言います。
「あー!こんな所に靴下が!!昨日忙しそうだったから疲れて忘れちゃったのかな?」
「今週ずっと忙しそうだったから、今日はゆっくりしてもらおうか」
たまに子供たちがパパの失敗を発見することもあります。
「あー!パパ〇〇できてないよー!」
そういう時は、「あら、見つけてくれてありがとう、パパ疲れちゃってるみたいだから代わりにやってあげてくれる?」と言います。
子供たちは「えー」とか「げー」とか言いながらやってくれます。
現在10歳の娘もパパが本当に大好きです。
娘にパパ、パパ言われてパパも嬉しそうです。
おかげで、小さいころから「ママじゃなきゃ嫌!」とか一切言わず、
私が仕事で不在にしても、パパも子供たちも楽しく過ごせて
家を空ける私も精神的に楽です。
13歳の息子は、小学校卒業するころまでは、
パパみたいになってパパと同じ会社に入る!と言っていました。
中学生になってからは、
パパのアドバイスをよく聞き、
いつかパパを超えられるんじゃないかと思っているようです。
さらに、子供たちが監視していることを感じるパパは、
頑張ってお仕事をしてくれたり、
かっこいい姿を見せてくれたりと、
大人も子供に育てられる効果がありますよね。
自分自身も、子供はよく見て聞いてるんだなぁって気が付くので、
背筋が伸びる思いです。
次回は、2,子供を信じる の視点から反抗期を乗り切る10の対策をhackしていきます。
★今このテーマで書いています★
私が今のところ息子にほとんど反抗されずに済んでいる
子供への接し方10ヶ条
1,パパを崇拝するように育てる
2,君ならできる、やってごらん、信じていると伝える
失敗したら「次はいけるんじゃない?」と伝える
3,都合に合わせて子ども扱いせず、大人扱いする
4,イライラの原因を代弁する
5,「ごめーん!」と親が謝る
6,「教えて?」と親が言う
7,「ママに手伝わせて」とお願いする
8,上からものを言わないようにする
9,ヤダと言ったらすぐに「わかるー」と答える
10,「〇〇やったの?」と言わず別な言い回しを駆使する
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