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抗がん薬の作用が分かる4冊

様々な抗がん薬があるけど、

  • どの薬がどのような作用をもつの?

  • 薬が体に作用するプロセスは?

  • 薬を作用で大まかに分類するとどのように整理できるの?

を調べたくなり、下記4冊を本屋で購入してみました。
いずれの本も、まずは大まかな概念を掴むことを目的にざっと読み、その後、個別の薬剤名称で調べたくなったときに個別情報の箇所を調べていく読み方がオススメです。


1. 図解でスッキリ!抗がん薬の薬理作用

4冊の中で最もオススメの1冊です。第1部でがん発生と増殖メカニズムや抗がん薬の種類と分類などキホンについて記載されています。第2部で、大分類から小分類まで薬の作用に沿って図入りで分かりやすく説明がされています。

 2. 絵でまるわかり 分子標的抗がん薬

1の本で示された分類の内、「分子標的抗がん薬」に的を絞っています。絵もがん細胞が増殖するメカニズムも分かりやすいです。1の本を読む前にこちらをざっと読んでみることをオススメします。

3. 薬がみえる vol.3 第2版

分厚くて辞書のような本です。ですが、説明と絵が丁寧です。1と2の本を読んでみて、もっと詳細を知りたい!という場合に読んでみることをオススメします。がん以外の感染症なども対応しています。

4. がん薬物療法のおくすり選手名鑑

薬価、チャート表(人気、副作用コントロール、使いやすさ、毒性の強さ、経済性)など、おおまかな情報を入手できます。上述の本に情報を追加したい場合におススメです。


写真:UnsplashSincerely Mediaが撮影

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