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大好きな彼とお別れした。【ENTP×INTJ】

ENTPの性なのか、自分の複雑なネガティブ感情を表現するのが苦手だ。だけど心の整理のために、思ったこと、あった出来事を書き残そうと思う。

誰に読んでもらいたいわけでもなく、ただ気持ちの整理として。好き勝手気持ちを吐露するだけのnoteだけど、人によっては価値観が違って嫌悪するかも。読むなら自己責任でよろ!


いつものスタバでの会話


2024年11月3日、大好きなINTJの「Mくん」と別れた。

大切だったから、直接会ってちゃんと話そうと思った。彼の家の最寄駅まで行き、いつも一緒に行っていたスタバで待ち合わせした。

私はパンプキンスパイスラテのアイスを頼んだ。
飲み物をもらって席に座り、他愛のない会話をした。「(家に行ったら悲しくなるし修羅場になるかもしれないから、今、早く切り出さないと…)」と思った。

彼が私を見る視線は優しく、いつもと比べてぎこちない私の態度に不安を覚えているのを感じて、涙が出てしまった。

それを見た彼が「どうしたの?」と聞いた。

私は本心が言えなくて、
「このラテアイスじゃなくてホットで頼めばよかった」と泣きながら言った。

彼は「(それで泣いてるのかw)ホット買ってあげようか?😂」と少し安心した表情で言った。

めちゃくちゃ嘘ついてごめん。
ネガティブな気持ち表現するのすごい苦手なんだ。怖いから、カモフラージュしちゃうんだ。

そしてこれから別れようという時に、何も知らない相手の優しさを浴びるのはきつい。それもそうだ。今日普通に会って、普通に彼の家に泊まる予定で、前置きも何も言わずに別れを告げようとしてるんだから。


Mくんと別れようと思った理由


抽象的に表現すると、以下の根本的な違いが苦しかったから。

他人軸が抜け落ちてしまった私
他人軸で塗り固められている彼

相対評価で「他人がどう思うか」を持ち続けている彼と、それを捨てた私では、どこか違和感を感じざるを得なかった。こんなこと言うの傲慢かもしれないけどさ、それでも「私と一緒に行こう!こっちの方が楽しいよ!幸せだよ!」って手を引き続けてたつもりだった。

でも私がそうやって言う度に「もう無理なんだけど!!」って怒鳴る君を見て、ああ私といるのは苦しいんだろうなと思ってしまった。そして私も、自分がこれからしたい生き方を見つけたり、感動した出来事があってもどんどん言いにくくなっていった。Mくんが彼のお父様にやっているみたいに、私はいつしか君の地雷を踏まないように気を使い始めてしまった。楽しかったこと、嬉しかったことを素直に恋人に開示できなくて、少しずつ少しずつ、大切な価値観がヒビ割れていったように思う。大好きだけど、根本的なズレを感じる。そんな感覚。

それでも私がめちゃくちゃ強固な自分軸と揺るぎない価値観を持っていたから、なんとかMくんを説得して関係性が続いていたように思う。私は言葉がストレートで強いから、Mくんの価値観を無理やり捻じ曲げて、自己主張を貫いた(ように感じていた。「楽しそうに引っ張ってくれるのが好き」と言ってくれてたからそれで良かったのかもしれない)。だけどそれは本当にMくんにとって心地よかったのか正直わからない。


父性の強いMくんと彼のお父様

Mくんはめちゃくちゃ父性の強い人だと思う。あなたが父親から受けた愛の形があまりにも過激な父性愛だったから、Mくん自身もそうじゃないといけないと思って生きてきたように思う。

彼の家庭は父と母、父と妹もうまくいっていなくて、自分だけは上手くやってるように見せたいけど、実際はMくんが本当に言いたいことは我慢して、お父様の機嫌を損ねないように配慮して、なんとか保たれてる関係性。

でも私に「よしよししてくれるの嬉しいよ」って言ってくれたよね。本当は甘えたいし、そうして欲しかったんだよね。本当は友達親子みたいに、「お父さんとゲームしたかった」って話してくれたよね。家族や親しい人たちと親密な関係性を築きたかったんだよね。

でも君はこう言う「そうだけどそこは諦めてる。お父さんにはもう求めてない」と。君はもっと甘えていいし、もっと我儘になっていいんだよ。だから私が君にそうし続けてた。それを望んでいたし、私もそうしたかったから。

だから離れることで、そんな君をひとりぼっちにしてしまうのが怖かった。君は強いから大丈夫だと思うけど、甘えるのが好きでかわいい姿を知ってるから、置いてけぼりにしちゃう気持ちがして悲しかった。


別れを切り出したときのこと

結局スタバでは話せなくて、そのままMくんの家に向かった。その道中でも言えなくて、一旦彼の家に着いた後「夜ご飯どうする?」と言われ、一緒にお弁当を買いに向かった。

買いに行く途中でようやく「話さなきゃいけないことがある」と告げた。お弁当を買い込んだ後、彼の家に向かうまで私たちは一言も喋らなかった。私は基本的にお喋りなので普段ならそんなことはあり得ない。

その様子を見た彼も察していたようだった。家に着いて2人で無言でお弁当を食べる。これから話さなければならない事実が気持ち悪くて、お弁当の味があまりしない。気持ち悪い。

お弁当を食べた後「気持ち悪い」と言ったら、「ね、食べすぎたね」と言う君。わかっていて察しが悪いフリをしているのか。

いつもは見ないテレビをつけて、全然見たくもないドラマを数十分見た後、ついに話そうと思った。「別れよう」って残酷な言葉だと思う。これまで築き上げてきた関係性を手放し、全部なかったことになるような気にさせる言葉。

その一言で彼を傷つけるのが怖くて、言ったら自分も傷つくのが怖くて、涙が溢れてきて止まらなかった。体感10分くらい泣いていたけど、Mくんは何も言わずに待っててくれた。私はMくんに冷たくしたいわけじゃないし傷つけたくないってことをわかってほしくて、彼の手を握った。

今までのMくんなら「なんなの?」ってイライラして若干キレ気味に聞いてくることもあったかもしれない。そういう君の態度が嫌だった。今回もそうされるんじゃないかと思って怖かった。でもそうせずに静かに待ってくれた。

rin「私、決めたの」

Mくん「うん」

rin「…」

Mくん「…」

rin「決めたんだよ」

Mくん「…」

rin「別れる」

Mくん「…うん」

そしてMくんにこう言われた。

Mくん「私の過去の選択が間違ってなければ、こういう結果にならなかったのかなと思う」

Mくん「一つだけ言いたいのは、それだけ泣いてて、別れることが本当に幸せなの?」

違うよ、違うんだよMくん。
そんな言葉が聞きたいんじゃないんだよ。他人に委ねないでよ。「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」だよ。Mくんはどうなの?私と一緒にいたかったの?別れたくなかったの?

なんでそれを表現してくれないんだろうって思っちゃうんだよ。私の意見なんて尊重するなよ。自分で選んでよ。

そういうところだよ。

お父さんのことも、恋人のことも、Mくんが主体的にどうしたいか?を選べてないように私には見えてしまった。私が君に別れを告げたときもすぐに受け入れて、自分がどうしたいのかは言ってくれない。私は確かに強く「決めたの」って言ったけど、それでも君の気持ちを伝えてくれてたら、それを拒否したいわけではなかったよ。

確かにMくんの回答は美しかった。他人を思いやる気持ち?尊重する気持ち?それが彼の愛だったのかもしれない。でも私の求める愛の形はたぶんそうじゃない。Mくんは自分の意見ははっきり持っている方だったけど、それでも大事なことはいつも他人に委ねてる。

結果は変わらないかもしれないけど、カッコ良くなくても、美しくなくてもMくんはどうしたいのかを聞かせてほしかったよ。

何度も言ったよね。「私たちってさ、私が良い方向に持っていくことを諦めたら終わるよね」って。それで今回、私が手放したら終わった。

その方が良いって判断したなら勿論それでいい。けど苦しそうだった。私と一緒にいたいように見えたけど、手放したくないって言ってくれなかったね。もっと我儘な君の主体性を感じたかった。でもそうしなかった。

だからこの結果は私が望んだことでもあり、君が望んだことでもあるんだよね。


君の望む"普通"ができなくてごめん

私は自分の幸せとはなんたるかに気付けない状態が苦しかった。だから10年間勤めてきた会社を辞めた。時間を切り売りしてお金を稼いでも、一瞬嬉しいけど、全然幸せじゃなかった。

そしてMくんが、社会的にある程度成功していても「自分が何をしたいのかわからない」って言いながらずっと苦しそうにしてるのを側で見ているのが辛かった。

別れた後に、2人で自分の思う幸せについてLINEで語り合った。

Mくん「自分が莫大なお金が欲しくて何かしたいってより、誰かと過ごすためにお金が欲しいよ。おれのご飯なんていつも質素で何でも良い〜って思ってるし。一緒に美味しいもの食べるときに使いたい」

rin「私もご飯なんて質素でいい。お味噌汁と納豆ご飯とキャベツサラダがあれば幸せ。十分足りてる。たまーに美味しいもの食べれたらいい」

Mくん「そう!その時はさお金使って新しい体験じゃないけど、思い出残ったり、後で話せるようなものを食べたい」

rin「うんうん、そうだね」

Mくん「だからまぁ、そんな幸せくらいなら、普通に、二人とも会社員してれば叶うんじゃないって思っちゃったよね」

rin「そうだね。普通にできなくてごめんね」

正社員だとか、安定した給料とか、社会的地位がなくなっても、彼は私といることを選んでくれていた。嬉しかった。

それでもやっぱり彼の幸せや彼の願いは「普通の会社員でいること」だったんだとわかった。いや、別にわからないよ?この先会社員に戻ることがあるかもしれないし、バイト生活かもしれないし、派遣かもしれないし、独立 or 起業するかもしれない。どうなるかなんて自分でもわからない。

それでも彼が"今"望む「普通」は、私が手放した会社員という生き方だった。Mくんが望む「普通」でいられなくてごめんね。社会から求められる「普通」になんとか適応してやってきた。でも、苦しかったよ。社不だと内心思いながら、私は社不じゃない、普通に生きられてる大丈夫って自分を鼓舞しながら生きてた。

普通ってなんだろうね?


Mくんへの感謝と傲慢な自分

別れたあと「Mくんありがとう。愛感じたわ」って言ったら「愛は私の3倍どころじゃなく感じてたよ」って言ってくれた。「愛が重すぎる><」って言って抱きしめてくれたこともあったよね。

そうだよ、実は私の愛ってちょーーーーー重いんだよ!!!重く見られたくなくてエアリーさ出してるからさ、知らなかったでしょ!笑

すごいね、そこに気づいてくれてありがとね。
たくさん助けてくれてありがとう。
楽しく過ごしてくれてありがとう。
Mくんが幸せに生きてくれたら幸せ。
存在が愛しいしかわいいし尊いよ。
本当はもっとわかり合いたかったけど…
君が死ぬときわたしが隣にいなくても。いつでも助けるし、寿命が尽きない限りここに存在してるからね。出会えてよかった。

ま、別に縁切るわけじゃないしね!
今でも大好きだよ!だって私が選んだ人だもん!
恋人としてではないけど、これからもよろしくね。

そしてもう認めるよ、私は傲慢だよ!
彼に影響与えてあげられなかったのがしんどい!苦しいし悔しい!他人軸で塗り固められたその分厚ーい仮面、一緒にいて少しは薄くなったかな?ATフィールドぶち破るエヴァみたいに、少しでも引き剥がせてたらうれしいな。ロンギヌスの槍で貫きたかったーー!

それにMくんが私の安心の土台にいてくれたことを今ものすごく実感してるよ。自分のこれからが不安。信じて応援してくれる人がいなくなった気がして。そういう存在が消えたわけじゃないのに、こんなにも情緒不安定になる。だけど人生は捉え方次第だよね。


最後に

恋愛に依存したくないと思いながら、どこまでいっても自分は恋と愛に生きたいんだなと思うし、最愛を探求したいんだと思った。そして探求することをやめたくないから、判断しない。完結させない。一生テストし続ける。それが楽しいから!

だから私は私であり、魅力的であり、ENTPなんだね!

こう聞くと、一生落ち着かない可哀想なやつって感じる(笑)じゃあそんな私にとっての最愛とは一体なんだろう。その答えをいつか記事に書き起こしたいな!



ちょっともうほんとに苦手なんでこういうの、はちゃめちゃな文章でやばいな(汗)

でもこんな個人的でなんの実りもないnote、最後まで興味持って読んでくれた人がいたらそんなあなたにも感謝を伝えたいです。ありがとう♡


2024/11/06_________rin


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