「今日、誰のために生きる?」心の豊かさを呼び覚ます気づきの1冊【読書感想】
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こんにちは。
今回は私が読んだ本の感想記事です。
あなたはどんな言葉で立ち止まったことがありますか?
突然ですが、あなたは
ペンキ画家 SHOGENさんが体験されたお話が綴られている
「今日、誰のために生きる?」という本をご存知ですか?
私、全然知らなかったんです。
んーー・・・正確には、よく足を運ぶ本屋さんに
平積みされているのは見てはいたので、
存在は知っていました。
表紙に描かれている
夕焼け空のような色合いに惹かれて。
でも、一度も触れることはなかったんです。
なぜかというと、
仕事の効率化や時間の使い方について
参考になりそうな本を探していたときに
見かけたのが最初の出会いで。
帯に書かれている
「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」
これが目に留まり、
「いやいやいや・・・あまりにも極端じゃない?」て。
「パワーワード使えばいいってもんじゃないじゃん・・・」
と思っちゃったんですよね。
この衝撃が強くて・・・手を伸ばす気になれなかったんです。
「死んだら終わりだし、そこまで効率求めてないわ。」と。
まぁ・・・
「人生とは、死を迎えるまでの暇つぶし」
なんてこともよく言われたりもしますけど、
生まれてすぐに効率なんか考えてなかったしなー、など
あーでもないこーでもない・・・
グダグダグダグダ・・・
さらに、私個人の嗜好になっちゃいますが・・・
自己啓発本系は勉強のために触れる機会は増えたけど、
あまり得意ではないというのが理由。
(スピリチュアルやエッセイも、正直なところ苦手っす・・・)
つまり、私の中では
「手に取らなくていいや・・・」
ってところに落ち着いてしまった1冊だったんです。
「思い立ったが吉日」だった
でもつい先日、
YouTube流しっぱなしで家の中を掃除をしていたところ、
おすすめ動画で流れてきまして。
なんとなく聞き流しているうちに
「読んでみようかな」
って、気持ちが湧き上がってきました。
SHOGENさんが会社を辞める決断をしたときの
きっかけになったアフリカのペンキアート
「ティンガティンガ」
描かれている絵も紹介されていたのが
気になったんです。
そう・・・いつの間にか私、
YouTube見入ってたんですよね・・・笑
で、買い求めるため、
近所の本屋さんに早足で向かい無事ゲット。
行った本屋さんでは最後の1冊。
ラッキーでした。笑
ということで、
今回は「今日、誰のために生きる?」を読んで感じた点を、
私自身が「大切にしたい思い」に触れながらお伝えします。
こんなときに読むのがおすすめ
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▶ 毎日、充実感よりも「疲れたなー」を強く感じてしまっている
▶ なんとなく「面白いことないかなー」って漠然と探している
▶ 一方向からの型にはめて考えてしまうことが増えた
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思い当たることがありましたら少しでいいので立ち止まり、
「自分自身」を見直すチャンスととらえてみませんか?
本の内容をざっくり紹介
プロローグ・エピローグもありますが、
part 1/ずっと幸せであり続ける奇跡の村
忙しい日本での生活で、いつの間にか置き去りにしてしまっていた
「こころ」の在り方をブンジュ村の人々との生活で見つめ直し、
取り戻すことができたお話。
SHOGENさんの体験記が30のストーリーで紹介されています。
体験をもとに描かれたイラストがいくつか挿絵として登場するので、
世界観をより楽しむことができます。
part 2/幸せがずっと続く6つの秘訣 ー シックス・センス
SHOGENさんの体験や感じられたことを、
ひすいさんが活かしやすいようworkを作ってくださっていて、
自己啓発のようなカタチで解説されています。
1冊で2冊分、と個人的には感じています。笑
エッセイと自己啓発本。
ふだんの当たり前は、本当に「当たり前」?
大切にしたい心や気持ち、
何気なく習慣となっていたものを改めて見直す機会は
あなたにはありますか?
実際のところ
かなり意識しないと作ることができませんよね。
本を読むことで、その気づきをいただけるのは
かなりお手軽だと思います。
たとえば。
私も痛感したところなんですが、
「ごはんを食べたときに幸せと感じているか」
食事に感謝しながら、味わうことができているか?ってこと。
お恥ずかしい話ですが、
感染症が流行り出す前までの私にとって、
食べることは作業なことが多かったんです。
仕事しながら、とりあえず飲み込む。
取り急ぎ、エネルギーになるものを適当に補給。
味わうことがなかった・・・。
ゼリー飲料などで済ませられるならそれでいいし、
むしろ、ドラゴンボールの仙豆欲しいっ!
て心底思っていました。・・・マジで。
こんな食事の摂り方では、
感謝の気持ちなんてどう考えても生まれてないですよね。
でも、感染症が広まり、
自宅からリモートで仕事ができるようになってからは
買い物に行く回数を減らすためにも自炊にシフトしました。
これまで時間がなくて面倒でしかなかった料理。
それが楽しくて「食べることに集中」できるようにもなりました。
実話でも創作でも気にしてない(個人的感想)
Amazonのレビューに書かれていたりしますが、
読む人によっては「実話なの?創作なの?」を
気にされるケースもありますよね。
この本に関して、
私は正直、実話だったらとっても嬉しい。
こんなにステキな人々がいる村があるってだけでも
希望が湧いてきますから。
けれど、
創作が織り込まれていていたとしても、気にしません。
SHOGENさんの体験を通してみることができた世界を
共有していただいているんだ、という感覚なので。
SHOGENさんが絵を学ばれた
アフリカにあるブンジュ村がお話の舞台。
日本のように24時間働き詰め、活動しっぱなしという環境ではなく、
陽が昇ったら活動し、沈んだら眠る。
自然に逆らわず、自然の中での生活の日々について綴られています。
これが面白いんですよね。
ふだんの生活とのギャップが大きいですし、
なかなかアフリカで生活をしてきた人は身近にいません。
縄文時代と思われる日本の文化を、
シャーマンである村長さんがキャッチし、
村の中の人々とともに大切にしている生活の描写もあります。
シャーマンの村長さんや、ステイ先のご家族との会話・できごとは、
読んでいてもおとぎ話のように感じてしまうくらい
不思議なことがたくさんです。
プロローグの「流れ星を捕まえに行く」お話は
動画でも語られていたお話なんですけど、
子どもが純粋とか、無知とか、そういうことじゃなくて。
今を楽しむことを探求&探究する姿が生き生きと感じられるんです。
感想:おとぎ話のようだけど、ぬくもりを感じるお話
私はpart 1の、SHOGENさんのお話が好きです。
エッセイ、苦手なんですけどね。
少しテイストが違うように感じています。
心があたたかくなるお話が多いのと、
おとぎ話のように感じているせいかもしれません。
ちょっとした隙間の時間にパラパラめくって
読み返したりしています。
学びもありました。
私自身、ライティングをするうえで
大切に伝えようと思ったことはもちろんなんですが、
4歳の姪っ子にも教えてあげたいと特に強く思ったのが
「22 思いを丁寧に伝える挑戦」の項目。
理由や背景、どうしてなのかを伝えることで、
まわりの人にしっかりと自分の思いを届けることができるよ、と。
あれ欲しい、これがいい、って・・・まだ4歳なのでね。
おもちゃやお菓子への欲求が激しいわけです。笑
「なぜ欲しいの? なぜこれがいいって思ったの?」と聞いても
「これが欲しいから、いいって思ったから」と伝えることで精いっぱい。
「なぜなのか?」と理由・思い・ストーリーを
人に伝えるのにはまだ慣れていません。
でも、要求だけじゃなくて
「どうしてなのか」の思いを伝えることの大切さは
間違いなく、ずっと活きるチカラになりますからね。
興味があったら、ぜひ読んでみてください
最後にまとめになりますが、
毎日が作業の繰り返しになってない?
自分のために生きている?
ちゃんとここにいる?
そう問いかけてくる本書。
日常のひとつひとつ。
人との関りのひとつひとつのできごとが
ドキュメンタリーのように描かれています。
あなたが食事の時間すら楽しむ余裕がなく、
ただの栄養補給と位置づけてしまいがちだったとしたなら、
ぜひ一度、空を見上げて、
立ち止まって読んでいただきたい1冊をご紹介しました。
気になった方は
商品詳細も確認できますので下記リンクからどうぞ。
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「今日、誰のために生きる?」
今回も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
では、また!