北海道
5年ぶりに北海道の実家に帰りました。
北海道の夏はさぞ過ごしやすかろうと期待して行ったんですが
行く先々で「今年の暑さは異常だ」という声が聞こえるくらい
とにかく暑かったぁ。
私が暮らしていたころは、家にエアコンがある家なんてほとんどなかったんですが
今でもエアコンがない家はたくさんあるんですよね。
うちの実家は2~3年前に居間にだけつけて、両親の寝室はまだエアコンなしです。
今回私たちに用意してくれた2階の元子ども部屋ももちろんナシです。
まぁ暑い暑いとは言っても北海道。夜は寒いくらいじゃないの?
なんて完全にナメてました。
窓を開けても風は通らない、湿気が下りてきて完全にサウナ。
(二階だから余計に暑い)
こりゃ関東よりも不快だわ。
初日は結局朝まで眠れず、翌日以降は居間に布団を敷いて寝ました。
いやぁこんな暑い北海道は初めてでしたわ。
観光で本州から来た皆さん、これに懲りずまた来てねぇ・・・。
暑かった話はこれくらいにして・・・
今回の旅の目的の一つウポポイに行ってきました。
詳しい感想は・・・まぁ気が向いたらそのうち書きます(笑)
伝統芸能の舞台とか博物館とか、なかなか良かったですよ。
子ども達もいい経験ができたんじゃないかとおもいます。
私はずっとやりたかったムックリと刺繍を体験してきました♪
私と次男は帰ってきてからも毎日ムックリの練習してるくらい気に入りました。
前回帰った時は二風谷のアイヌ文化博物館に行って木彫り体験をして以来
もっとアイヌのことを知りたくなって、
アイヌ文様の本を買って刺繍をやってみたりとか、ゴールデンカムイを読んでみたりなどしまして(笑)
二風谷でゴールデンカムイ関連の何かを見るまでは全く興味なかったんですよね。
すっかりハマりましたわ。
こうして色々調べたりしてみて思ったんですよ。
私、生まれも育ちも北海道なのに、北海道のこともアイヌのこともほとんど知らないなって。
学校とプラネタリウムでほんの少しだけ地元のアイヌの民話を聞いたくらい。
北海道の地名は大体がアイヌ語からきているはずなのに
その意味や由来を知ろうとする人はそれほど多くないんじゃないのかな。
何十年も北海道で暮らしているうちの両親や友達に聞いても
アイヌのことに関する知識は私とかわらないくらい。
なんかね・・・北海道から離れたから余計に思うのかもしれないけど
北海道に限らず、自分の住んでる土地のことをもっと学校で教えた方がいいと思うんですよ。
伝統や風習、祭りでさえもどんどん失われている現代だからこそ余計に
学校で教えないと誰も知らないことになってしまう。
勉強ももちろん大事なんだけど、地元を愛する心ってこういうところから育むものじゃないのかしら。
新千歳空港から実家へ帰る高速バスからは、ソーラーパネル畑が多く見られ
温泉街を歩く人々の大半が中国人。
私の地元は昔はとても栄えていたけど、年々寂れていって
今はシャッター街だらけになっている。
あちこちに『売地』の看板。
このままでは本当に北海道が中国になってしまうんじゃないかと
北海道を出た私が言うことじゃないのかもしれないけど
不安になってしまう。
実家は私か妹がちゃんと引き継ごう。
子ども達が大人になったら帰るからねっ!
今回は暑くてバテバテだったけど、やっぱり北海道が好きだわ。
いつかは夫婦で北海道に帰って暮らすんだ!
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