【恐】電車でつけられそうになった話

ムラナカが実際に体験した非ホラーの怖い話。
こちらも合わせてお読み頂けると有難いです。

特にお子さんのいらっしゃる方と全ての女性に読んでいただきたい。

今から○十年前、私は札幌の短大に通っていた。
幼児教育の施設実習の帰りの電車でのこと。
友達が次々と降りていき、
最後に1番遠くから来ていた私が残った。

帰宅ラッシュの時間は過ぎていたので、
車内はかなり空いていた。
スマホなんてない時代。
暇つぶしといえば専ら読書か人間観察をすることくらい。

いかにも田舎者みたいにならない程度に他の乗客を観察していた。
寝ているおじさんが多かった気がする。
その中で、1人こちらを凝視している人がいた。
東南アジア系の2〜30代の男性。

私の座っていた座席一列には誰もいなかったので
恐らく私の自意識過剰ではないと思う。
あまりにも見られていて気持ちが悪かったので、
本当に自分を見ているのかを確かめるため、
席を立ち、１つ離れたドアの前に立った。
するとその男はこちらを見たまま私の立っているドアの隣のドアの前に移動してきた。

狙われている。と確信した。

そのままついて来られるのは絶対嫌。
自分の降りる駅はまだまだ先。
そこで私は、人気の多い駅で他の乗客が数人降りる時に紛れて電車を降りることにした。

おじさん達に紛れて降りた私を見た男は慌てて降りてきた。

そのままホームを歩くふりをして、発車直前に電車に滑り込んだ。　

窓の外からこちらを睨みつける男。
音は聞こえないが、こちらからもわかるくらいの舌打ちをしていた。

めちゃくちゃ怖かった。
これ、スマホを見たり本を読んでいて男に気づかなかったら絶対後をつけられてた。
あえてドア１つ分離れていたのは、警戒されるのを防ぐためだ。
アイツ常習犯だな。

言っておくが、私は可愛くない。
中の下、ぽっちゃり。
服装もどちらかというと地味でダサい方だ。
動きやすいパーカーにデニムパンツ。
電車代を浮かせるために暗い道を1時間程自転車で走るので
防犯のためフードをかぶるのだ。
高校の頃から使っているダサいボロボロのトートバッグを持ってる
どこからどう見ても芋娘。

中学生の頃怖い目に遭って以来
ものすごく用心するようになっていたので
ああいう男の目に反応できたのかもしれない。
そういえば、あのときも電車から付いて来られたんだった。

共通点は電車と外国人。
そういや街を歩いてると時々外国人に声かけられたな。
多分お尻がデカいせい😭
私みたいなのでも危ない目に何度か遭っているので
世間の皆さんはもっと危険！！

幸いこの後は、短大の近くで全裸の男を見たのと、
上京してから平和島の競艇場近くでオッサンに「一晩いくら？」と聞かれたくらいで
危ない目には遭っていない。

悪い事をする奴はあの手この手でやってくる。
私の体験が少しでも役に立てると良いのだが…。
もちろん怖い目に遭わないのが1番重要なので
用心しすぎても損をしない、と心に留めておいていただきたい。
私も子ども達とは沢山話し合っていくつもりだ。

あと、こちらも防犯に役立つかも？しれないので
私の大好きなやーこさんの記事を貼りますね。

テンポよく言葉のチョイスも絶妙。
そしてどの記事を読んでも呼吸困難にさせてくれます。
ほっぺと腹筋の筋肉痛にご用心！