教育リスク
こんにちは!
最近、学校の授業である本を読みました。
『教育という病』という本です。
その本の内容は、ざっくりと説明すると
教育はリスクだらけ!それを軽視している!!!
といった内容でした笑。
例えば
・2分の1成人式
色んな家庭環境の子がいることは、知っているはずなのに、授業の場で2分の1成人式を行う。
⇒辛い思いをしている生徒もいるはず、、、
・組み立て体操
明らかに危険な行事であるのに、達成感を求めて競技に取り入れる。
⇒リスクを軽視している、、、
・部活動
本当にハードな練習することが必要?
明らかにキツそうな顔をしているのに、本人が頑張りますといった時、それを尊重、褒めて、身体に及ぼすリスクを軽視。
などなど、教育現場におけるリスクが挙げられており、教育についてとても考えさせられる本でした。
1番のぐさっときたのは!!
「リスクを軽視し、リスクを推奨しているの
は学校より、地域社会なのかもしれない」
といった記述でした。
皆さんは、組体操が無くなる、伝統的な行事がなくなる、極端にいえば、体育祭が無くなると言われた時、何を感じますか?
生徒、親になった気持ちで考えてみてください。
実際に、高校の強歩大会という行事(名前の通り約30キロを歩く)が無くなることが決まりました。
その時、僕はなんで??伝統は守るべきだと思う。といった疑問が浮かびました。それと同時に、先生頭おかしい。と思ったりもしました。
しかし、この本を読むと、それはリスクを直視し、真剣に考えた結果だったのだということに気づきました。
学校側がリスクを直視しても、地域社会が反対し、学校側に圧力をかけ学校が言うことを聞いてしまう。その結果、事故が起きます。心に傷をおう生徒が出てきます。
つまり、学校だけではなく、地域社会(私たち自身)が、教育に目を向け沢山の引き出しを持って、考えなければならない。
一人一人が1人の人間として生きることで、
知らないうちに全く知らないらない
誰かを救うこともあるかもしれません。
おしまい!!!