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はじめまして。

1988年生まれ35歳りんと申します。5歳年上の夫と二人暮らしです。
2023年10月 13週で双子の男の子を死産しました。
産後出血が続いており経過観察しておりましたが、2か月ほどたった頃、大量出血により救急搬送され、子宮仮性動脈瘤の診断→UAE(子宮動脈塞栓術)を行いました。
12月に不育症検査を受ける予定です。

このnoteは、自分の気持ちの整理のため、また、私自身こういうことが知りたかったということをここにまとめることで、同じような経験をされた方のお役に少しでも立てたらという思いで始めました。

noteを始める一番のきっかけ

私がnoteを始めることとなった一番のきっかけは、
『12週以降の死産に関する手続きについて、まとめられたサイトが見つけられなかったこと』でした。
経験談を書いている方、心に寄り添うグリーフケアを行っている方のサイトは見つけることができました。
でも、休暇や金銭面の手続きについてまとめているサイトがどうしても見つけられなかったのです。

私は、X(旧Twitter)で流産や死産でお子さんを亡くされた天使ママさんと知り合うことができました。
(実は、Xで初めて「天使ママ」という言葉も知りました)
自分の気持ちを共有できる相手がいるということは、とても心強く、
私の心の拠り所となっています。

精神面については夫の支えもあるし、Xの皆さんもいるので今は大丈夫。
では、実際の生活は?
もともと不妊治療で費用がかかっているし、これからもかかる予定。
会社は休まなければならないからお給料も出ない。
お産(手術)、火葬もあるけど、いくらかかるだろう?

実際に費用面を心配した私は、赤ちゃんの染色体検査をしないという選択をしました。3万円×2児=6万円と言われて怖気づきました…。
いろいろわかっていれば今後のためにちゃんと検査したのにな。

短い期間にいろいろな決断を迫られる。
そして、本当は悲しむことだけに集中したいのに、考えなければならないことが多いことがとても辛かったです。

12週以降の死産は出産と同じ

12週以降の死産は、「妊娠12週以降に死亡した胎児を出産することを死産」と定義付けられているそうです。

厚生労働省は、妊娠12週以降に死亡した胎児を出産することを死産と定義し、市区町村への届け出を義務付けています。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

調べていくと、通常の出産のように受けられる権利がいくつかあることを知りました。
当事者になって初めて知ることばかり。
ただ、赤ちゃんとのお別れという現実を突きつけられる中、事務的なことも調べなければならないというのは、本当に辛いことです。
それどころじゃないほど悲しいし、私自身、時々冷静になって調べている自分に罪悪感を覚えました。

Xで何気なくつぶやいたのですが、
いいねやブックマークを多くいただいているようなので、同じように思っている方、今必要としている方が一定数いるのではないかと感じました。

Xでも書いたように、私は専門家ではないので完ぺきではありません。
それでも、私が調べたことをここにまとめることで、だれかの力になれるのではないか、と思っています。

来週から職場復帰の予定なので、今週中にまとめて公開したいなと思っています。
がんばってまとめるぞ!


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