#大学生の日常も大事だ、当たり前のことを叫ばないといけない社会。
7月15日夜、Twitterのトレンドに
#大学生の日常も大事だ という言葉が入っていた。
思わず見てみると、全国の大学生からの悲痛な叫びが記されていた。
どれも共感するものばかりだ。
嬉しかった。
ああ世間の大学生はもっと勉強したがっている。
私と同じような考えを持っている学生は多くいるんだなあ。
それにしても改めて大学生が置かれている今の状況はおかしい。
小中高生は学校に通っているのに、大学はまだ緊急事態宣言が出ている頃と何も生活は変わっていない。
近所の小学生たちが学校に向かう元気な声で目覚めて、
帰ってきた声でもう夕方か、と1日終える。
まあね、大学生のほうがいろんな地域から人が集まるし、
帰省したら地域に広めてしまうかもしれないし。
近所の小中高生とは訳が違うこともわかっている。
だけど、世間は回っている。
ある舞台で、夜の街で、米軍基地で、クラスターが発生して感染者は増えているのにも関わらず、政府は旅行に行けなんて言う。オリンピックも万博もやるって言う。
いろいろ不満はあるけれど、確実に世間は回っている。
じゃあ大学生の生活は少しでも変わったか?
変わってないやん。
旅行に行くのは政府が許してくれるくせに、大学構内には入れない。
え?なんで?世間の皆様、大学生の存在忘れてない?
というか大学生の日常も大事だという超当たり前なことを
なぜ、SNSで叫ばなければいけない?
大学生っていうのは世間から見たらどんなイメージなんだろう。
遊んでいるっていうイメージなのかしら。
一部、永遠に遊んでる人たちもいるんだと思う。
だけどね、案外大学生って真面目なんだよな。
みんな、勉強したくて大学行っている。
私も最初はめんどくせーなんて思ってたし、高卒であのまま就職してればよかったかなって思うこともあったけれど、2年の後半ぐらいからはあまり思わなくなった。それは勉強が楽しかったから。大学生だから経験できることが楽しかったから。
ゼミもやめて大学で勉強しなくなってから、私は外の環境に一度出た。
大学生だから経験できるベンチャーのインターシップやって、そこでやっぱり勉強しなくちゃな、新しいことやらなくちゃなって感じて、勉強が楽しくなったし。大学生だからこそ、ほかの学部の授業を受けたりいろんな友人ができたりして世界を広げることもできた。
お昼たべよ~って当たり前に言うことも、次の授業の場所どこやねんっていうことも、坂道を汗かきながらのぼることも、なにもかもが大学行って良かったな~って思える。
だからやっぱり大学生の時間って大事なんやと思う。
それが今はオンライン授業。
友達もできないわ、ましてや外の環境にも出られない。
画面上からの情報でしか勉強ができない。
毎日課題に追われて、疲れて寝る。それの繰り返しだ。
あまりにもかわいそうだ。
私みたいに週に2~3コマしか受けない人はオンラインでもいいし、
すべて対面でなくてもいい。
オンラインのほうが良いという人もいる。感染リスクが高くなるところに行きたくないという人もいる。
せめて選択できるようにしてほしい。
世間の皆様へ、大人たちへ、
大学生はみんなちゃんと勉強したいと思っています。
少しだけでいいから大学生の日常を取り戻したいと思っています。
そして今勉強している若者たちは、将来の社会を形成する大事な人材です。
お願いします、オンラインだけではなくて
ちゃんと勉強する機会を与えてください。