2022年末、駆け込み読書
今週火曜日に仕事納めとなり、年末年始休暇真っ只中。
1日1冊ペースで本を買って読みながら、「やっぱり本は面白い!」と、なんだかしみじみしている、凛です。
1本ずつ書きたかったのですが、またも「書くより読みたい!」となったので、まとめて3冊ご紹介したいと思います。
アイキャッチはちょっと華やかにしてみましたが、諸事情あって、そんな華やかな年越しもしばらくしてません(苦笑)。
きっと来年こそは、ですかね…!
ということで・・・順にご紹介します♫
『スモールワールズ』 一穂 ミチ
まず1冊目は、ずっと「読みたい本リスト」に入っていて、ようやく読めた、この1冊。
Amazonの書籍紹介のこの1文
えっ、いったいどんな感じなんだろ・・・と興味を引いたのが、読みたかった理由。
一見ストーリーどうしに関係なさそうですが、じつは繋がっている・・・という感じの構成で、短編ひとつひとつもとっても面白かったです!
これまた、続きが気になってページをめくる手が止まらなかったぐらい。
じつは・・・私は1話目と最終話との繋がりしか明確には分からず、あとはレビューで「言われてみれば!」という感じで、以下の記事を読んで、やっぱりもう一度読み直したいなぁと思っているところです。
▼ネタバレありなので、ぜひ読後に!
ネタバレなしで書こうとすると難しいので、私の感想はこのぐらいにしておきます(笑)!
『今日からはじめる幸せ習慣』 大田 亜侑
続いては、こちらの1冊。
きっかけは、何気なくいろいろなnote記事を眺めていて、ふと目についた、ミイコさんのこちらの記事。
最近の私は、特に12月はいろいろなことが重なったこともあり、不平不満タラタラ(苦笑)。 ←恥ずかしながら…。
だけど、きっとそれは私の捉え方によるものもあるよね〜なんて思っていたこともあり、気がついたら記事をクリックして読んでいました。
そして、記事のなかで紹介されていたのがきっかけで、「せっかくお休みで時間もあるし、読んでみるか!」と思って、手に取ってみました。
この本は、14歳の頃から難病とともに生きてきた著者が、数多くのセミナーや本から学んだ「幸せになる方法」がぎっしり詰まっています。
ミイコさんもそう書かれていますが、私が驚いたポイントもそこでした!
すごく実践しやすいように書かれているし、根拠となるエピソードや背景などもすごく丁寧に綴られていて、頷いてしまうことが多々。
ちなみに、たまたまですが、年内に髪を切ろうと予約していた美容院。
この本に
と書かれてあったのを読んでいたおかげか、たしかに久しぶりにバッサリ髪を切ってみると、気持ちも上向きになった気がします。
←単純ですかね・・・(笑)?
一気にすべて上手く実践できるとは思っていないので、何度も読み返しながら、「幸せ習慣」を身につけていきたいものです。
『川のほとりに立つ者は』 寺地 はるな
最後の1冊はこちら。
こちらは、Kindleの「あなたへのおすすめ」がきっかけでした。
どうやら私は「読むデトックス」とか、その手の文言にどうも弱いようです。
以前にご紹介した『傲慢と善良』も、同じようなきっかけで読んだなぁと思い出しながら書いています。
こちらも、ページをめくる手が止まらなくなるぐらい、展開が気になる作品で、本当にあっという間に読み切っちゃいました。
ただ、感じたことやハッとさせられることはたくさんあるのですが、感想を上手く言語化できるのかが、ちょっと心配です(笑)。
総じて言えるのは、
自分の「当たり前」を誰かに押し付けないこと、目の前の人の”背景”にきちんと目を向ける優しさを持つことの大切さ
をストーリーが今一度教えてくれた気がします。
以下、ややネタバレしちゃいますが・・・
カフェの店長である原田清瀬が、発達障害を抱える品川さん(注:途中までは発達障害だとは知らない)の扱いに困っており、彼氏である松木圭太に愚痴をこぼしたとき、なぜか圭太が品川さんの肩を持つ…というシーンがあります。
そのときの清瀬は「なんで…」という気持ちになっていますが、ストーリーが展開するにつれ、その背景を知ることになります。
圭太も、清瀬も不器用だなぁという感じですが(かくいう私も、清瀬の立場なら、きっとそうなってしまいますが!苦笑)、「その言葉や態度の裏にある意図はなんだろう?」ともう一歩踏み込んでみたとき、分かり合えたり、自分に気づきがあったりするんじゃないかな、って思うんです。
ストーリーが展開するにつれ、清瀬が少しずつ前に進む姿に、勇気をもらったり、心動かされるものがありました。
寺地さんの本は、以前以下も読みましたが、毎度展開が気になって、気になって仕方がないのと、登場人物への共感がすごくて、とっても好きです。
ということで、”駆け込み読書”なだけあって、感想もやや駆け足となりましたが、気になる本があれば、ぜひ手に取ってみてくださいね!
今年もあと1日と少し。
最後にもう1本、書こうとは思っていますが、書けない場合にも備えて…。
今年1年、noteをお読みいただき、ありがとうございました!
コメント等で繋がりができたことも大変嬉しく思っています。
みなさん、どうぞ良いお年をお迎えください!!