Vol.5.33 誰かが作ってくれたコロッケが1番おいしいと思うのです。
お肉屋さんのコロッケはどうしてあんなに美味しいのだろうか。
一個100円単位(地域にもよりけり)とお手頃価格で、油物の割に腹持ちは軽めなので小腹が空いた時にはおやつ代わりにもなる。
衣もカリカリで、中はひき肉とじゃがいものがバランスよく配合されている。
だけど、スーパーで売られているお惣菜のコロッケも負けてはいない。
私が通っている近所のスーパーでは決まった曜日で揚げ物が安く売られていて、そこのコロッケがとても美味しい。
お肉屋さんと比べるとボリュームさはやや少ないが、4つで200円とお手頃で味はもちろんのこと美味しい。
自炊をする私でも揚げ物は全くやらないので、コロッケを始めとする揚げ物のお惣菜には大変お世話になっている。
食事に関しては栄養のバランスが取れれば凝った料理は作らないスタンスなので我が食卓は質素である。
そんな質素な食卓に1品コロッケが追加されるだけで、精神的ゆとりを得られる。
コロッケは私も作ろうと試みたものの、「2度と作らん」と匙を投げた料理ベスト5でもある。(ちなみに第1位はパイ生地)
コロッケ作りを工程を思いつくままに書いてみたけど、書くだけでもめんどくさい_:(´ཀ`」 ∠):
下準備が多すぎる(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
揚げている間にコロッケがパンクして油がはねることもある。
熱いし痛いし、パンクすることでコロッケの形も崩れる。
コロッケは繊細な料理なのだ。
コロッケを最初に考えた人はとても優しい人だったんだろうな…( ´-`)
しかもコロッケのような油物の料理は出来上がって終了というわけではない。
コロッケを揚げた大量の油の処理(場合によっては再利用もできる)をして、食器類や鍋を洗うまでがコロッケ作りなのだ!
よほど料理が大好きか、100%誰かに美味しく食べてほしいという気持ちとやる気がない限りそうそうできるものではない。
愛情だけではお腹いっぱいにはならない。
コロッケが食べたくなったらお肉屋さんかスーパーに行っては、作ってくれた人に感謝しながらコロッケを食す。
ほんの数百円払えば家族みんなが笑って食卓を囲めるのなら、見た目も味も保証されているお惣菜は、まさにお惣菜サマサマである。
人間誰しもパーフェクトになる必要はない。
できないことを目標に頑張るのもするのもいいけれど、私は自分が出来ることのさらに高みを目指す道を選んで、できないことは出来る人にお願いする。
そのほうが、私もその人も笑ってコロッケを食べられる。
そんなWin-Win関係がいいと思うのです。
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