Vol.0.9 【日の目を浴びない創作の端くれの戯言】どうすればいいかわからなくなったら、思い切って捨ててみる。
日々仕事が忙しいのは私にとってとてもありがたい事なのですが、その日1日が過ぎるのをより一層早く感じるようになりました。
気づいたらお風呂に入っていたり、または布団に入っていたり…。
同じ事を毎日繰り返しているといつの間にか3月も終わりを迎える。
私は本業の他に副業として、劇などに使われるシナリオや台本、イラストを提供したりする創作活動を今後やりたいと思っています。
そしてゆくゆくは、自分が書いた物語の本を自費出版してでも出版したい。
ところが最近、自分のやりたいことの方向性が間違っているような気がしてきました。
シナリオを書きたいならまずは、シナリオを考えたらいいのではないか。
そのための調べ物をしたほうがよいのではないか。
そしてイラストを仕事にするなら、依頼の募集をかけたらいいのではないか。
腕に自信がないのなら毎日ひたすら絵を描くか、絵画教室に通ってデッサンから学び直した方がよいのではないか。
どれから先に手をつければいいかわからない。
いや、そもそも時間がない。
本業時間が1日の大半を占めているから、副業にかける時間は多く見積もっても3〜4時間が限界だ。
その時の気分によってやりたい事がコロコロ変わり、自分は一体なにがしたいのかわからなくなってきました。
やりたい事をリストアップしようも漠然としすぎていて考えがまとまらない。
なにをそんなに焦っているのか、やりたい事の優先順位もつける余裕も無くなってしまいました。
焦る必要なんてないと言い聞かせても、どうしても焦ってしまう。
このままではすべてがダメになってしまう。
ならばまず、やりたい事を思い切って捨ててみるという荒治療を試みることにしました。
シナリオを考えることと絵を描くことをあえて意識しないようにして、その分の時間を今このnoteの毎日更新に充てがうようになりました。
これもnoteの毎日更新をしている理由のいくつかある中の一つでした。
やりたい事を思い切ってやめてみるとある心境が現れました。
それは考えないようにしていたシナリオが頭の中で次々と浮かんできたり、イラストのご依頼をいただいたりするようになり、捨てたはずなのに創作が戻ってきました。
考えてみれば、今までだって自分には創作する才能はないと何度も私の方から切ってきたのに、その都度創作は私の前に戻ってきました。
そこでジブリの『魔女の宅急便』を思い出しました。
絵描きのウルスラが空を飛ぶ事に自信を無くして悩むキキに対して「あえてなにもしない」ことを勧めます。そしたらそのうちやりたくなってくるものだと自身の実体験を語るシーン。
そのシーンが遠いようでなんとなく近いものと感じて、まるで創作から「お前は俺たちから離れらんねえからな」と言われているような気がしました😂(口説かれるならせめて血の通った物がいいのだが😅)
創作の芽は一向に出る気配はないのになぜか続けてしまう。
もしかしたら、創作する意欲を一生持つ代わりに芽が出る事はない呪いにでもかけられているのでしょうか。
だとしたらこの仕打ちは辛過ぎる😫
私は前世でなにか過ちをしたのでしょうか😫
一度でいいから日の目を浴びたい☀️
今回はそんな日の目を浴びない創作の端くれの戯言の記事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😌