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20歳、家を飛び出しシェアハウスに住むin西成

皆さんは西成を知っているだろうか、、
通天閣・あべのハルカス・星のリゾートが建設され、華々しく見える観光地。その傍に大阪のスラム街と呼ばれるエリアがあります。 
そう、通称日本のインド、、西成です。


今から15年ほど前でしょうか、西成には家なき人々のブルーシート群で埋め尽くされ、注射器が道に転がり、ポスターには覚醒剤は犯罪です!と沢山貼り付けられるそんな街でした。(今もポスターは貼られてます)
車は50キロで走ろうものならお金欲しさに自ら道路に飛び出してくるので、確実に殺せる速さで駆け抜けないといけなかった場所だったのです。今はYouTuberが取り上げてからだいぶ観光地化されてるので当時に比べると安全ですが、近寄ってはいけないエリアはあります。

そんな場所にどうして住むようになったのか

自己紹介で軽く触れましたが、父が猟師になりたいと突然言い始めたので家族みんなで田舎に引っ越すという話が出ました。
父はまだ仕事が残っていたため、片付いたら合流しようと母と弟たちは先に兵庫県に引っ越して行きました。
私は大阪に残ったので父と2人暮らしの生活が始まりました。元々そりが合わず、高校生の時に喧嘩をして2週間ドミトリーの宿で家出したことがあるくらいなので、もちろん2人暮らしなんてうまく行くはずがなく笑 
4ヶ月で限界を迎えた私は20歳になった瞬間に引っ越せるようシェアハウスを探しました。
運良く内見したその日に契約を結び、45lのゴミ袋に荷物を詰めまくって引越しを決行。
実家から車で20分。引越し感は全くありませんでした。

憧れのテラスハウスの世界

一世風靡したあの恋愛リアリティーショー、、
男女15人が一つ屋根の下で暮らすなんて何か始まっちゃうのでは!?とワクワクして行きましたが、まっったく嘘みたいに何もない。恋愛のれの字も私には訪れへんやんけー!笑
ほんとに第二の家族のような存在で、皆んなで食事をとってダラダラ話して、それぞれの部屋へ帰っていく。
シェアハウスに住んでるくらいなので変わった人もいれば、真面目な人もいてキャラクターが様々でした。すごく居心地がよくてシェアハウス悩んでいる人は全力で背中を押します。

その中にいた1人の女の子が私の人生のキーパーソンになります。
1つ年上の女の子で出会ってから2週間後に九州を縦断ヒッチハイク旅に行くことになり仲良くなりました。
たまたま私がスウェーデンに行くタイミングで、彼女はオランダにワーホリで一年滞在するというのです!なんという奇跡!

後からまたその子とはオランダで再会して、
面白いエピソードがあるのでまた綴ります。

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