【Sex Ed for Teens】「HPVワクチン打ってきました!!」
見てくれてありがとうございます!!
今回のテーマは、ズバリ、「HPVワクチン打ってきました!!」です(笑)
近年、CMなどでも放送されていてよく聞く(かもしれない)「HPVワクチン」や「子宮頸がん」。
そもそもHPVって何なの? 子宮頸がんって何? 打った方がいい? ワクチンどれくらい効果があるんだろう、、?
などの様々な疑問について、さらっとお話ししていきたいと思います!!
HPVワクチンって何だろう
一言でいうと、
子宮頸がんなどの「性交渉によるHPVウイルス感染が原因の病気」を大幅に予防することができるワクチンのこと!
それでもまだまだ疑問は残りますよね…一個づつさらっと解説していきますよ~
①HPV(ヒトパピローマウイルス)とは
種類が200種類以上あって、性経験のある人のほとんどが一生に一度は感染するといわれているウイルス。子宮頸がんを始めとして、膣ガン、肛門ガン、陰茎ガンなどの様々な種類のがんの発生に関わっているらしいです。
9割の人は免疫でウイルスに対抗できるけれど、1割の人は感染が長期持続し、その後子宮頸がんなどへと進行してしまいます、、。
特に、子宮頸がんの原因となる2種類のHPVは若い女性が感染しやすいらしいです。
①そもそも「子宮頸がん」とは?
子宮の入り口にできるガンのことで、主に性的接触によるHPVウイルス感染が原因です。
若い女性が特に罹患しやすく、日本では、毎年10,000人以上の女性が新たに子宮頸がんと診断されていて、年間約2,900人の女性が子宮頸がんで命を落としているらしいです。
ステージによっては手術や子宮全摘出が必要な場合もあり、女性にとって深刻な病気、、💦
HPVワクチンの接種により、子宮頸がんを約90%予防できることが報告されています。(2022時点では世界120か国以上で公的な予防接種が行われています。)
子宮頸がんを防ぐには、HPVワクチンの接種と20歳から受診可能な2年に1回の検診の両方を組み合わせることが効果的です!
②HPVワクチンの基本情報
では早速ワクチンの基本情報を、、。
※ワクチンの効果のおさらい
子宮頸がんを始めとして、性的接触によって発症する可能性のある様々なガンを防ぐことができます。特に子宮頸がんは約90%ほど防げるらしいです!!(大事なことだからもう一回)
以下、基本情報を簡単にまとめました!
👇副作用について気になる人用(厚生労働省のページに飛びます)
③ワクチンの接種方法
公費での接種、キャッチアップ接種対象の方(平成9年度から平成19年度生まれ)は、自治体から送付された子宮頸がん予防接種のお知らせ(予診票)を確認してみてください!
※知っていてほしいこと※
①無料(公費)で打てる年齢が決まっている
本来なら合計で5万円以上かかるHPVワクチンですが、現在(2023年8月)の日本では、小学6年生~高校1年生までの女性が公費(=自己負担なし)で打つことができます。
が、「ここで、無料じゃないなら打たなくていいや」って諦めないでください!! キャッチアップ接種といって、H9年度生まれ~H19年度生まれの女性で、過去にHPVワクチンを接種していない人は2025年3月31日までなら、公費で接種できるというシステムがあります。→私も現在高3ですが、この制度を使って無料で受けることができましたよ!!
※なぜ平成9年度~平成18年度生まれの女性に、あらためて接種の機会が設けられているのかについては下のページを見てみてください!
👇キャッチアップ接種について(厚生労働省)
②もちろん義務ではないです
HPVワクチンは個人的にはおすすめですが、もちろん義務ではありません。HPVワクチンの効果、副作用の可能性などについて信頼できる情報を得て、そのうえで打つか打たないか決めてみてくださいね!
この記事がHPVワクチンや子宮頸がんについて考える窓口になればいいなあと思います。
もっと詳しく知りたい人へ
👇SHELLY さんが分かりやすく説明してくれています!
まとめ
…という感じで、私はキャッチアップ接種を利用して無料で3回接種完了しました!個人的には筋肉注射はそんなに痛くなかった気がします(※個人の感想です)
特に今高校生の人は、無料で接種できる期間の終わりが迫ってきているので、ぜひ接種するか否かを、親御さんとも相談したうえで早めに決めてみてくださいね!
感想、〇〇を知りたい、などあれば、以下のフォームに入力してみてください!今後の参考にさせていただきます😁 (もちろん匿名です)