気軽にクリエイト
私は模写が得意な子だった。
絵画教室に通っていた頃も、学校で絵を描いていた時も、空想上のものを描くより、目の前にあるものを描くことの方が上手だとよく褒められた。
植物や石膏、そういった触れられるモチーフを選んで、宇宙や生命の神秘のような抽象度の高いモチーフは選ばなかった。
そういう絵を好んで描く友人を尊敬していたし、羨ましいと感じていて。
だから、私はクリエイティブな人間ではないと思っていた。
クリエイティブはそんな大層なものじゃない
真似が得意で0→1が苦手な私だけど、一度よく自分を見つめなおしてみたら、実は普段から小さな創作はしているんだってことに最近気が付いた。
小説を書く、料理を作る、コードを書く。
模写だって、広義では作品を創っていると言ってもいいかもしれない。
私、「創る」人間なんだ。
そう思えたことは大きかった。
どうやら、できないことには二種類あって、「事実としての不可能」と「できないという思い込み」に分けられるらしい。
前者は諦めるとしても、後者には希望があるはずで。
私にとって、創作は後者だった。
思い込みって怖くて、もったいない。自分を狭くしてしまって、成長の伸びしろを縮めてしまう。
もっと、色んなことが出来ると自分を信じてもいいのかもしれない。
広がる勉強
こうなったら、創ることにも挑戦してみようと思った。
noteに投稿したのもそのひとつで。
デザインや、言葉選びや、伝える手段。
学んで、学んで、その体験でまた思い込みのリミットが外れたなら、それはとっても素敵な好循環なんだと思う。