
私の恐怖体験
今では電車なんて全然乗りませんが、日本にいたときはどこへ行くにも電車を使っていました。今日は、ふと思い出した20年以上前の電車での恐怖体験です。
ある日の会社帰り、私はボックス席の窓側に座っていました。しばらくして、斜め前の通路側の席に中年男性が座り、そしてその男性はすぐ寝てしまったようでした。そこまではよくあることですが、、、
その足を私の隣の空いている席に置いたんです!!
嫌だなと思ったけど、私の降りる駅はまだ先だったので、きっとその男性の方が早く降りるだろうと思い、気にしないようにしていました。
そして数駅過ぎ、私の降りる駅に近づいてきました。でも、足はまだ隣の席にあります。
またげるほど私の足は長くないし、椅子の上を歩くこともできない。どうしよう、どうしよう・・・
勇気を振り絞って、その男性に話しかけました。
「すみません・・・足を・・・」
その男性はがっと頭を上げ、私を見て大声で
「はぁ?うるせ~んだよ~」
足が離れた瞬間、私はすぐに立ちあがり席を離れたのですが、なぜかその男性も立ち上がって歩き出したんです!
できるだけ遠くに行こうと速足で別の車両に行ったところで、自分の駅に着き電車を降りました。心臓バクバクでした・・・
周りに乗客は数人いましたが、気づいていたのかいなかったのかわかりません。
その出来事がトラウマになり、しばらくボックス席に座れなかったです。