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小さい頃から”させる”弊害

こちらのシェア記事の中で紹介した、まつひろさんとのもきょうさんの対談の中で、まつひろさんが「”小さいころからやらせる弊害”ってあると思う」という話をしていて印象に残りました。



放送の中でまつひろさんは、経営されている保育園の子どもたちの様子をこんな風に表現していました。


(保育園に通うくらいの年齢の)子どもたちは、とにかく親に振り向いてもらいたい・愛されたい。お迎えに来た親に、一生懸命に今日作った工作を見せたり…親が褒めてくれるとそれだけでご満悦なんだよね。…お迎えの時間になると、皆気もそぞろになる。次々と迎えが来て、最後のひとりふたりになると、不安で仕方がなくなる。

…そのくらい親の愛されたい・振り向いてもらいたい・見てもらいたい、そんな子どもの特徴が良く表れていると思いました。こういう場面は、私も保育園で毎日見ています。これは、きっと世界中の保育園で同じだろうと思いました。


この時期にこんなにも子どもが親を求めるのは、ヒトの発達の特徴でもあるのだと思います。

まつひろさんの話はこう続いていました。

この時期は、(何かができるとか)そんなこと抜きで、猫かわいがりされてて良い。何もなくても、かわいいかわいいってかわいがられて、そういう時があって…着替えができるようになったり、靴が履けるようになったり、自分のことができるようになる。保育園の子の中にも、時計が読めるのに靴が履けないとか、そういうちぐはぐな子がいる。親に振り向いてほしさに英語をやるとか、そういうのは何かが違う気がする。

私も園での子どもたちの言動で、思い出したことがありました。

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