見出し画像

乳児が主たる養育者以外と過ごす時間に限度があるのか、その限度を超えると両者間のアタッチメントが無秩序になるリスクは増えるのか-5

少し間が空きましたが…英語の論文を読むシリーズ、第5回です。主たる養育者以外の保育の時間の長さとアタッチメント(愛着関係)が無秩序型になることの関係を調べた研究です。


↓1回目。
この論文の概要について。


↓2回目。
研究の背景・1990年以前の先行研究・目的・愛着理論について。


↓3回目。
1990年以降の先行研究について。


↓4回目。
ふたつの研究のうちのひとつ、オースティン研究について。

今回は、もうひとつの研究、NICHD/SECCYD研究についてです。

月500円の定期購読マガジンを発行しています。月に8~10本程の記事を書いています。2,3本以上の購読は、定期購読の方をお勧めします。

ここから先は

5,226字
この記事のみ ¥ 300

いただいたサポートは、2022年8月から個人で行っている、子育て支援活動の資金にさせていただきます。地域の子育て中の人たちが交流する場所をつくっています。