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絵本に助けてもらってーあかちゃんに話しかける言葉が浮かばない人へー

「あかちゃんに何を話しかけたらいいのかわからない」
若いお父さん・お母さんからよく聞かれる言葉です。

私はもうずいぶん長いこと、子どもと一緒にいる暮らしをしています。自分の子が1歳になると他の1歳の子たちと、自分の子が10歳になると他の10歳の子たちと、なんとなく話ができるようになりました。

さらに、自分の子たちが大きくなってから、私は保育士になって、また小学生や保育園児の子どもたちと過ごしています。そこでは、これまでの自分の生活とは比べ物にならないくらいの数の”はじめましての子どもたち”に受け入れてもらわなければならず、知らず知らずに空気のようにそこにいる術・話しかけ方を身に着けていったのだと思います。

でもこんな私にも、かつて「あかちゃんに何を話しかけたらいいんだろう」そんな風に思ったことがあったことがあったのです。うっかり図太くなって忘れていただけで、そう思ったことはあったのです。


そうですタイトル通り、私は絵本にずいぶん助けてもらいました。
絵本を介して子どもとお話を毎日していました。

…少し、そうなる前の話をします。

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