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夜中の内観

ある人に、「怒りの感情持ってなさそうだよね」と言われた。

もっと昔は、感情の無さそうなアニメのキャラクターに似てると言われたこともある。

普通に感情表現ができて、相手も信用してくれ、
コミュニケーションを頻繁にとるようになるなんてことも稀にあるけれど、大抵警戒される。

自分で理解している。

元々と言って良いほど昔から感情表現が乏しいし、
愛らしい顔というよりは無表情でいたら怖い類の顔だと思う。

すごくネガティブになっているとか
そういうことではないのだけれど
今は、警戒されてもそれを解かなければと
一生懸命になることができない。

無理にでも笑って、相手を不快にさせてはいけないと動くこともできるけれど、頭の中で「疲れた」と思った。

ごめんなさい。

これからのことを考えるのは、今日はやめておこう。



午前3時53分

今日起きたことが関係あったのか無かったのかわからないが、感情が何処となくおかしくなりソファで寝落ち…そしてこんな時間に起きる。

他人と関わることで誘発される、過去のネガティブな思い出や、自分で頑なに握りしめてしまっているセルフイメージから抜け出すのが難しい…

過去が全て悪い訳ではないけれど。
自分で悪いものとしている部分も少なからずあるのは何となくわかっている。

そして、結局のところ
自分自身をジャッジしているのは自分なのかもしれない。

やっぱりそうだった、という現実を見続けてしまっているなら、その無駄な証明を解けるのも自分なのだろう。



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