選んできた人生
生きていくうちに、なんとなく分かってくる
思考の癖や、自分の性質的なもの。
それが人生にとって、不自由だと思ったり
過去の行動、選択に今更後悔することもある。
あの時に戻ったら、今ならこっちを選んだのに、と幾度となく押し寄せる悔しさや悲しみ。
随分と長い間、しょうがない、もうどうすることもできないと諦めてきたけれど。
時間が経っての後悔は、成長ともいえる、と思えた。
過去に選んだ人生(分岐点)は、
今何を思おうと、最善であったはずなのだ。
その最善とは、社会的な視点でもないし、誰かにとっての善し悪しでもない。
当時、思考が幼くて、心に余裕がなくて半ば投げやりに選んだ道、目先の事しか見えず、短絡的に選んだ道、誰かの言う通りにしなければならなかったから、複雑な気持ちで、自分の希望ではない道を選ばざるを得なかった
事情は様々で、でもそのとき、あなたが本心から自分を不幸にしようと思って選んだ道は無いはずだ。
そのときは、最善だった。
心を守るために。
一粒の希望を見出すために。
私もあなたもまだ生きているから
今をあまりに蔑ろにするのは少しもったいない。
きらきらしたものは、見ようと思えば見える。
きっと思っているよりも、たくさん散らばっている。
まだ生きているから、きっと、見つけられる。
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