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さっさと抜け出すぞ「デフレマインド」

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こんにちは、くにたけりんと申します。
まずは、この記事を読もうと思ってくれて本当にありがとうございます。

今回は『さっさと抜け出すぞ「デフレマインド」』というテーマでお話ししていこうかなあと思いますので、どうぞ最後までお付き合いくださーーい!


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では本題です。
日本で25年続いてきたデフレが、今少し変化を見せています。いろいろなものの値段を3年前とかと比べるとどうですか?なんか上がってませんかね?

デフレ期に政治家の方々が口すっぱくいってきたことの一つに「インフレターゲット2%」があります。
まあぶっちゃけ一桁なら何%でもいいと思うのですが、大事なのは「ものの値段をあげよう!!」ってことです。そうなると、企業がより利益を確保することができ、その結果従業員にお支払いできる給料が増え、すると消費欲求が高まりたくさん買い物をするようになる。そうするとまた企業は儲かって、従業員の給料を増やし、みんなたくさんお買い物をして…
みたいな好循環を生み出すことを何年も目標に頑張ってきました。

では今回の値上げによって我々はその好循環の第一歩を踏み出したのでしょうか?みなさんご存知の通り、答えは
No way!!!

今どういうことが起きているかというと、まずシンプルに日本人は全員で貧しくなっています。しかし海外から輸入してくるものの値段が上がっているのでそれを売る企業も利益のために仕方なく値段を上げています。
給料は落ちているのに物価は上がっている、といういわば「スタグフレーション」が起こっているのが現状でしょう。

もちろん、今まで確保してきた利益を下げないための値上げですから、従業員さんにお支払いできる給料が上がるわけはございません。むしろこれからどんどん値上げをしていかなきゃなると、今までよりも買ってくれるお客さんが減っていき、その結果全体としての売り上げの減少、それに伴う営業利益の減少、よって今まで雇ってきた従業員に給料が支払えない、結果クビにしたいがために早期退職を募る、しかしそこで辞めていくのは無能ではなく有能社員である、みたいな最悪な循環の中に僕らはいます。

1960~70年にかけて日本はめっちゃ成功しちゃったがために、その成功体験から次の一歩に踏み出すことができずにいます。いわば茹でガエル理論で、「いや、今のままでやっていけているんやから何も変わらんでええやん?」状態が続いた結果が今です。
そして、僕らは多分もうそろそろやばいところまで来ているのかも知れません。

ではまず僕らは何をしたらいいのかということなのですが、僕が個人的にまずやるべきこととしては
「デフレマインドから抜け出す」
があるなあと思ってます。

2016年、ガリガリくんが25年ぶりに10円値上げしました。その時にガリガリくんを作っている会社が、社員一同頭を上げて謝罪している広告が流れたんです、覚えてますか?

要は、
「値上げしてすいません!!!」
ってことなのですが…


これこそまさにデフレマインドです。
値上げをしても、謝る必要はいっさいないんです。
いや確かに、赤城乳業によればガリガリくんのコンセプトは「小学生が気楽に買える」ですから、小学生にしてみると10円はかなり大きいかも知れません。でも、ちっちゃい子供が10円値上がりして買うのを断念せざるを得ない状況を生み出したこの日本に問題があるのではないでしょうか!?決して、赤城乳業が謝ることではありません。

このような現象は各地で見受けられます。そしてそれに対して消費者が偉そうにしているわけですが、ぶっちゃけ安くないと買えないあなた方に問題があるのでは?と思ってしまいます。むしろ、「今まで切り詰めて価格を安くしてくれて、マジあざすっ!」ぐらい言わなきゃ。そして、少し高くなっても今まで我々の生活を支えてくれたんだから、値上げした分は応援代としてこれからも払い続けますぐらいのマインドを持たなきゃ。

僕らは物価がだんだん落ちていくことに慣れすぎていますが、世界的にじゃ異常なことだし、何より物価が下がるということ自体喜ばしいものではありません。間接的に僕らは物価減少傾向から悪影響を受けていること、「給料あげてくれよ〜〜」と言いながら「なんで値上げしてんねん!」と偉そうにすることがどれだけ愚かであるか、認識しなければなりません。

日本は素晴らしい国です。
こんだけクオリティの高いご飯やサービスをあんな低価格で受けられるのは異常です。でも、その背景には何かを犠牲にしている方々がたくさんいることを知らなければなりません。そして、そういった人を1人でも減らすために僕らがやるべきことは、まず「デフレマインドから抜け出す」ということだと思いました!


最後までお付き合いいただきありがとうございました、ではまた!



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