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仕事に過剰な意味付けをする人が多すぎる

こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します!
「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストをしています!

・TikTokやってます!!頑張ってるので、ぜひフォローしていただけると嬉しいです😭

なぜココ最近、資本主義社会というバトルフィールドの強者が次々と離脱し家族や趣味、プライベートの時間を大切にするようになったのか?

〜思い当たる節〜

・虚無感
・自分よりも大きいコミュニティに所属し貢献している感が家族の方が強い
・数年やって見たものの、幸せを感じられない(と言うよりもそこでの幸せに飽きがきた?)
・ある程度成り上がった(インターネット的情報の転覆性)
・バトルフィールド上でしかできない何かをやりたいわけではない

一方で、家庭を持っていないホリエモンや西野さんはまだまだ前線でバリバリやってるイメージ。これはなぜ?

・彼らはバトルフィールドの上でやりたいことがまだまだあるから
・承認欲求を満たすことや幸せになることが目的では無い?

昔よりも「幸せ」にスポットが当たっている時代の流れ

幻冬舎・箕輪厚介さんの著書「かすり傷も痛かった」では、「幸せ」「幸福」といったワードが多用される。

彼は「ミドルエイジクライシスに陥った」と発言する。そんな彼が、バトルフィールドで最前線で戦っていた真っ只中に書いた本「死ぬこと以外かすり傷」を改めて見直し、今の感情や言葉で改めて書き直した1冊だ。

「死ぬこと以外かすり傷」では、ビジネスで結果を出すためのマインドやノウハウにスポットが当たっている。一方で「かすり傷も痛かった」では、上述したように「幸せ」「幸福」といったワードが多用される。

例えばイスラム教徒のお祈りについて書かれてる部分がある。曰く、一日に5回、1回小一時間ほど神に祈りを捧げるそうだ。我々無神教者からすると「大変そうだなぁ」も感じる訳だが、一方で彼らイスラム教徒もまた、バトルフィールドで血と汗と涙を流しながらひたすら働く日本人サラリーマンを見て同じことを思うのではないか?

一見、対立構造にあるかのように思われる日本人サラリーマンとイスラム教徒の共通点は「幸せになるために活動している」という点ではないか。

箕輪さんは、三宅夏帆さんの「情報の転覆性」を武器にビジネスマインドと、そして結果を出すノウハウとインターネットを介してとにかく蓄積し実践し、成り上がりきった。やりたいことがほとんどやれるようになった。
そして、気づいた。
成り上がるまでのプロセスに幸せがあり、成り上がり切った今、過去と同じことをしても「幸せ」は増幅されない。それどころか虚無感すら感じる。それを社会はミドルエイジクライシスと呼ぶが、それは強者が成長していく上でのひとつのステージなのではないか。

この構造は、同じくミドルエイジクライシスに陥ったと自ら語るオリエンタルラジオ・中田敦彦さんにも感じる。

2000年代以降、「好きなこと」「やりたいこと」を仕事に自己実現していこうという考えが流行った。これは、人材の流動性の高まりと比例している。仕事への過剰な意味づけが増幅し始めた。しかし今、その流れに転換点が訪れているように思える。

高校三年生の時にホリエモンの1冊をキッカケにバトルフィールドの魅力に惚れた僕は、やりたいことがたまたまバトルフィールド上にあった。だから今も尚、仕事に過剰な意味付けをしている。

幼少期は仮面ライダーやスポーツ選手が、青年期はアーティストやモデルや俳優が、そして歳を重ねるにつれビジネスマンへと憧れの対象は移ってゆく。憧れとの距離が、歳を重ねるにつれ近くなってきている。思考や欲求が現実的になっていく証左であろう。

結果を出しているビジネスマンに憧れ、「自分もああなりたい」「ああならなければ」と考える人は周りにも沢山いる。とにかく金を稼げ、個人にブランド力をつけろ、情報強者になれ。

コロナがきっかけだろうか、努力しても何者にもなれないという風潮がひろゆきを筆頭に社会に蔓延し、自己啓発や教養を学ぶことは嘲笑の的となった。

これは裏を返せば、仕事への過剰な意味付けが、確かに過剰であったと気づいたとも言える。我々の生きる目的は幸せになることであり、その手段が必ずしも仕事である必要はないだろ?と、バトルフィールドのキン肉マンに投げかけたのだ。

確かにそうだと気づいたキン肉マンを、ミドルエイジクライシスに陥ったと社会は評価する。
決してこれは、ネガティブなことではない。

また1歩、賢くなったとも捉えられる。

Netflixオリジナル「地面師たち」の主人公タクミ・ツジモトはバトルフィールドで戦う者であり、ハリソン山中は彼を動かす社会の流れのようだ。

仕事に取り憑かれてはいけない。
幸せのプロセスを、模索しよう。

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くにたけ りん
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