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1993年、高校生の私は流行り始めのルーズソックスを履いていた。
前回の記事から遡ること2年。
高校生の私は私服の学校に通っていた。
流行り始めのルーズソックス。
のちに全国的に大流行することになるこのアイテムは、地元発祥だとまことしやかにささやかれていた。おそらく都市伝説だろう。
足元はローファー。
チェックのミニスカート。
これだけ見ればギャルである。しかし…
黒髪眼鏡はギャルのものではないぞ。
いや、当時の私が「ギャルにはなりたくない」と思っていたからなのだが。
そして短大の時のダサバッグは、この頃から使っていた。
まぁ高校生なら許されるかな…
メイクはほぼしていない。
眼鏡がコンプレックスだった。
少しアイテムを変えて、垢ぬけさせてみる。
眼鏡をコンタクトに。
バッグとシャツを変えてみた。
ビューラーで目をぱっちりさせるだけでも可愛く見える。
髪にカラーを入れるかどうか迷ったけどやめた。
だって高校生だもの。
令和じゃなくて平成初期だものなぁ。
まだまだ茶髪はヤンキーのものだった。
(ヤンキーって令和の現在には生き残っているのだろうか…?)