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看護師としてキャリアを終え、新たな一歩へ


わたしは小学生2人の子供と夫と暮らしています。
仕事は看護師で15年間病院に勤務し、病棟と手術室を経験してきました。
看護師が嫌になったわけではなかった。手術室看護師としてスキルも身につられた。これからも学ぶべきことはたくさんあったはずでした。ですが、わたしは看護師としての将来が見えなくなり、転職を選択しました。

転職理由

やりがいを見失った

7年間手術室看護師として勤務してきました。全科の外回り・器械出しをこなせるようになり、整形外科チーム育成や後輩指導、リーダー業務を行う中堅看護師でした。
手術室は残業続きで常に人手不足。家に帰れば子育てと主婦業をこなす日々。自分に余裕もなくなり子供と夫にイラつきを覚えてしまう。そんな疲弊する毎日で仕事に対する目標もなくやりがいを見失っていました。

やる気がなくなる理由としては
✅求められる業務量の多さ
✅不公平な仕事形態
✅自分たちの首を自分たちで絞めてる、苦しめているキャリアアップという名の不要な仕事(看護研究やオンライン研修、クリニカルラダー等)
✅自己研鑽が多い

そのような不満ばかり溜まる職場で目標とやりがいを見出せることができず、仕事のモチベーションは「お金を稼ぐため」だけでした。

適応障害を発症し休職

人間関係のストレスと業務量の多さにキャパシティーを超えてしまい適応障害を発症しました。
それでも職場に迷惑がかかるという理由で仕事を続けていました。今考えると看護師特有の「体調が悪くても職場に迷惑がかかるから休めない」という風習に洗脳されていたと思います。
わたしが抜けても職場は回るが、責任感を感じ迷惑をかけたくないため仕事を続けていました。その結果、症状の悪化と人間関係からくるストレスにも耐えきれず休職することになりました。

休職し心に余裕ができたことで、目標ができた

わたしの中で仕事に対し決めつけけていたことは
✅無責任ことはできない
✅迷惑のかかる人間であってはならない
✅疲れたは甘えであり言い訳である
✅道を踏み外してはいけない
✅自分は看護師の経験しかないから看護師しかできない。病院勤務しかできない。
上記は仕事から逃げられないデメリットばかりで、これらがわたしを縛り付けていたことに気づきました。


視点を変え、仕事を辞めるメリットを考えることができると
✅自分を変えられるのは自分しかいない
✅家族との時間を大切にしたい
✅自分自身を大切にして生きたい
✅ライフワークバランスのある生活にしたい
心に余裕ができたことで、考えが変わり、わたしのなかに埋まっていた好奇心やチャレンジ精神が芽生え、目標をみつけることができたのです。
あんなに目標ややりがいがなかった私にかなえたいことがみつかり、それだけで心が豊かになることができています。

働き方はいろいろあります。看護師国家資格をもっているなら働き口はたくさんあります。手に職があることはとても強みですね。
毎日「辞めたい。」と愚痴をこぼすだけでは何も変わりません。
「子育て中でお金が必要だから辞められない。」それは言い訳です。働き方はいろいろあるはずです。

わたしは看護師の経験を活かしつつ、看護師以外のキャリアも磨いていきたいと思いフリーランスとして仕事をしています。
転職に悩んでいる看護師さんに気づいてほしいです。

「人生を変えられるのは自分だけ。できない自分を考えるのでなく、自分がどうなりたいのかを考る。不安なことは知識を身つけ解決していく。」

こんな偉そうなこと言っていますが、わたしもフリーランスとしてまだ、生活できているわけではありません。挑戦中です。
ですが、明らかに今が一番幸せで、人生が豊かになっています。
人生を豊かにする方法は人それぞれだと思います。仕事の仕方も人それぞれで誰にも邪魔にはできないことだと思います。

わたしはフリーランスを選択し生きていきます。


#転職体験記

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