押入れとゆう名のオムツ替えスペース
双子育児のお家アドバイザー、長谷川りみです。
今回はオムツ替えスペースについて。
赤ちゃんの寝る場所や、日中遊ばせる場所、
動くようになったらどこを区画しようかな、、、
などは、みなさんきっと早めからお考えなのではと思います^ ^
そこで抜け落ちがちなのが、オムツ替えスペース。
「え?床で替えればよくない?」と思った方。
双子のオムツ替え回数と母体のボロボロ具合を
少し甘く見てはいませんでしょうか。笑
双子のオムツ替えは多い時で1日20回以上
です。そうです。
以下、おむつのGOO.N(グ〜ン)さんより抜粋。
おむつ替えはおしっこやうんちでおむつが汚れたタイミングでするので、頻度には個人差があります。
目安としては、新生児では1日10~13回ほどです。
赤ちゃんの成長につれておむつ替えの頻度は減っていきます。それでも生後3か月で8~10回、生後6か月で8回ほど。新生児の頃は1時間ごとに変えていたというママも少なくはありません。
しばらくは2~3時間に1回はコンスタントにおむつ替えをする必要があると心得ましょう。
おむつ替えの回数がだんだん減るのは、おしっこの回数が減るからです。赤ちゃんは体が大きくなるのに比例して膀胱に貯められるおしっこの量も多くなり、ある程度まとめておしっこをするようになります。
上記をそのまんま双子に直すと、
「新生児では1日20〜26回」
「生後3ヶ月で16〜20回」
「生後6ヶ月で16回」
「新生児の頃は30分ごとに変えていたとゆうママも少なくはありません。」
、、、、😂
でもまさしく、新生児の頃の我が家も、
回数は数えてませんが24,5回、1時間に1回は変え続けてたと思います。笑
毎日、何ヶ月も、それが続きます。
そう、侮ってはいけないのです。
産後ボロボロの体でオムツを常に替え続けるとゆう“重労働”
双子を出産したママさんは、
妊婦時代からほぼ動けない生活を
何ヶ月もしていた方も多く、
帝王切開で産んでいる方も多くいます。
身体中の筋肉が落ち切っている状態で、
腹筋をズパッと切った体で、
その何時間後からは2人の赤ちゃんを
交互に抱っこし続ける生活になるんです。
多胎だからこそ、お家の環境は
なるべく早く、しっかり準備しておくことで、
産後の生活が格段に楽になります。
赤ちゃんのお世話をするときには、
グラグラな頭とふにゃふにゃな体を抱きかかえるために、自分の体も近づけて大事に大事に抱っこすることになります。
床から持ち上げるのも一苦労です。
オムツ替えて抱きかかえて
おっぱいあげてゲップさせて
大事に大事に寝かせて、を2人分です。
もう基本的にずっと赤ちゃんを抱っこしたり置いたり抱っこしたり置いたり、、、を休みなく繰り返している毎日です。
めちゃくちゃきついです。
床で全部やると本当にきついです。
(私は試しに床に2人を置いたら、1日で腰とお腹と腕が死にました。)
寝てる場所でそのままオムツ替えちゃダメなの?
いいです。もちろんいいです。
ベビーベッドで替えたりしても全然いいです。
ですが、新生児はおしっこやうんちをするタイミングも自分じゃよくわからず、母もまだ慣れないので、オムツ替え中に何度も攻撃を受けることになります。笑
私の場合は、2人を寝かせている場所が汚れると、そこを片付けないと寝かせられなくて、1人ずつ他の場所に寝かせてシーツやバスタオルをどけて、、、なんてことをする余裕が産後すぐはなかったので、
“寝かせる場所”と“オムツを替える場所”は意識的に分けていました。
そうすることで、もしオムツ替え中に攻撃を受けても、一旦そこは後で片付けることにして、赤ちゃんのお世話を続けられます。
スペースに余裕がある方は、少し工夫して、寝かせる場所とお世話する場所を分けてみるのもおすすめです。
産後すぐは「2人同時に見張りたい」母の心境
さらに言うと、産後すぐの母は
「常に生きてるか不安だからずっと2人とも見張ってしまう」状況にあります。
1人に背を向けてもう1人をお世話してるうちに
吐き戻しで窒息したら、、、とか考えちゃいます。
ある日突然2人の命を急に預かることになった母は
目が前にも後ろにも横にも欲しいくらい
常に張り詰めてしまいます。
(とゆうか、私はそんな感じでした^ ^; トイレも怖くて小走りで行って、ドア開けたまま耳をそばだててしてました。笑)
2人同時にお世話ができるスペースがあると超快適!
そこで、とっても助かるのが、
2人同時にお世話ができるオムツ替えスペース
です。
我が家はうまくスペースが作れたお陰で、
本当に2人のお世話が楽になりましたし、
大人2人で双子をお世話する時なども
大活躍でした。
目の前に2人並べて同時にお世話できれば
母としても安心だし、
同じことはまとめてやった方が時短になるし、
オムツ替えだけでなく
着替えさせたり、耳掃除したり、
保湿クリーム塗ったり、おもちゃであやしたり、
いろんなことがそのスペースでできるので、
本当に快適です。
双子のオムツ替えスペースに最適な広さ・高さは?
さて、そんな2人同時にお世話ができるオムツ替えスペース、どのくらいの広さや高さがあれば良いのでしょう。
新生児期〜生後5,6ヶ月くらいまでを想定すると、
横幅120cm×奥行90cm×高さ85cm
くらいです。
もちろんお世話する大人の体格や赤ちゃんの大きさによって多少は前後しますが。
(ちなみに何故生後5,6ヶ月までかとゆうと、そのくらいには動くようになって最適な場所が変わってくるのと、おしっこの頻度も落ち着いたり、お互い慣れてきてオムツ替え中に暴発なんてことも少なくなるので専用スペースまで必要なくなることも。)
横幅は2人が並べるくらい。
奥行きは70cmくらいでも大丈夫ですが、
90cmあるとある程度大きくなってきても
使えて良いです。
そして何と言っても重要なのが、高さ!!!!
作業台と同じ考え方ですが、腰を無理に曲げなくてもお世話ができると本当にお腹と腰への負担が減ります。これも大人の身長によりますが75〜85cmだと使いやすいと思います。(ちなみに160cmの私で85cmがベストでした。150cmの母はちょっと高そうでした。)
我が家のオムツ替えスペース(押入れ)ご紹介します。笑
我が家では題名の通り、押入れをオムツ替えスペースにしました。笑
3DKを2LDK使いしているのですが、
寝室にした部屋がちょうど和室で、
ちょうどいいところに押入れがあったもので。
これが、ものすごく快適で、
「押入れってこのためにあったのか、、、」とすら
思ってしまうほどです。
実際はこんな感じ。
押入れの棚板にベビー布団を敷いて、
そこでオムツ替えやお世話をしていました。
ちなみにトイストーリーを思わせる壁紙は、
夫が貼りました。笑
押入れって収納なので、大体中は仕上げがしてなくて、ベニヤ板そのまんまなのですが、
それだとあまりに寂しいかなぁとゆうことで。
ニトリの貼って剥がせる壁紙です。
押入れの下段には、季節ものの掛け布団や、
おむつのストック、双子の洋服なども全て入ります。
押入れってそのままだと収納としては
奥行きが大きすぎて使いづらいのですが、
押入れ用の収納ボックスや棚を使えば
快適に使える上に、ものすごい収納量が確保できるので、
【押入れ活用】おすすめです。
ちなみに少し脱線しますが、
押入れの上のスペースを中々うまく使えていないとゆう方、多いのでは。
上のスペースが天袋で別になっているパターンと、
枕棚があって空いているパターンがあると思うのですが、(語彙w)
我が家は枕棚パターンです。
▼汚いですがもとの状態
この上のスペースがもったいないので、
ゆくゆくメルカリで売る予定の育児グッズの空き箱
を収納することにしました。笑
(箱付きの方が高く売れたり売れやすかったりするので)
空き箱は場所をとるけど軽いので、枕棚上に追いやるにはもってこいでした。
ただその下で双子のお世話をするのに落ちてくると危ないので、100均の突っ張り棒とワイヤーネットで落下防止をしています。
固定はこれまた100均の結束バンドです。
棚板の上に突っ張り棒を渡しているので、上から空き箱が落ちてきても心配ないです。
ワイヤーネットにすることで、双子のおもちゃやモビールなんかも吊り下げられるようになって、
ますますお世話スペースがそれらしくなりました^ ^
抱っこしてもぐずる双子がオムツ替えスペースに置くと泣き止む不思議
このオムツ替えスペース、使い始めてみると副次的な効果が。
双子がなぜか大好きすぎて、抱っこしてもぐずるのに
ここに置くとご機嫌になるとゆう現象が起こりました。笑
吊るされてるおもちゃを見るのが楽しいのか、
天井が近くておこもり感があるのがいいのか、
何がそんなに楽しいのかわかりませんでしたが笑、
我が家の双子はかなりの時間を
この押入れで過ごしました。笑
ドラえもんかってね。笑
ちょうどいい専用スペースが作れない!とゆう方へ
和室や押入れがあるご家庭も今は少なくなってきてると思います。ちょうどいいスペースが作れないとゆう方は、少しでもいいので床から上げたところでオムツ替えしてみてください。
ソファの上でも、座面の大きな椅子の上でも、少しでも床からあげると楽になるので、是非毎日何度もやっている動作はちょっとでも楽にして負担を減らしてくださいね。
双子だからこそ、産後の生活のためにお家を整えておくことが本当に大事
今回はオムツ替えについて取り上げましたが、
ほとんどの時間をお家で過ごすママと赤ちゃんにとって、産後の生活のためにお家を整えておくことは
本当に大事です。
双子ならなおさら。産後色々考えればいいか〜
と思っていても、いざ生まれて家に帰ると、
二人のお世話で調べる余裕もないし、しばらくは
赤ちゃんを連れて物を見に行くこともできません。
お家が使いづらいままの状態で産後を迎えると、
日々のちょっとしたモヤモヤやストレスで
疲れやすくなったりもします。
お家を整えてあげるだけで、
そんな積み重なるストレスがなくなり、
双子育児が楽になる。
楽になると楽しむ余裕が出てくる。
そんな風に、一人でも多くの双子ママパパが、
双子育児を楽しめるように、
お家の面からサポートしたい!と活動しています。
お困りごとがある方は是非、
こちらの記事から講座をチェックしてくださいね。
その他の活動↓
自身も双子のお家に関する情報が少なくて困った経験から
双子の成長と2人を育てるお家の記録を配信中。
▶︎Instagram【みずしずと双子のお家】