【資格勉強#10】Java最難関資格「JavaGold」を独学、一発で合格したときの勉強方法 #JavaGold
こんにちは。リーマン日記のコイキングです。
今回は、私が社会人2年目のときに「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格」(以下Java Gold)に合格したときの話をします。
Java開発に興味ある方や、Javaのプロジェクトに携わっている方に向けて、資格勉強を始めるきっかけになれれば幸いです。
Java Goldとは
Java Goldとは、Oracle社によって提供されているベンダー資格(民間資格)です。
正式な試験名称は「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格」です。
名称が長いため、省略して「Java Gold」と呼ぶ方が多いです。
Oracle認定Javaプログラマは、全部で「Java Bronze」「Java Silver」「Java Gold」の3つあり、「Java Gold」は最難関の試験になります。
Java Goldについての詳細情報は以下の通りです。
《Java Goldの詳細情報》
・試験名:Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 11 認定資格
・受験料:32,340円(税込)
・試験時間:180分
・合格ライン:63%
・出題数:85問
・出題形式: 選択問題(ほぼ4択、たまに7択あり)
・合格率:非公開
・試験日:平日(祝日除く)
・受験方式:オンラインもしくはテストセンター実施
資格勉強を始めたきっかけ
私は新人研修を通してJavaに興味を持ったため、受験しました。
Javaは、開発に利用される環境が増えており、プログラミング言語の中では比較的難易度が高く、Javaを初めに学べば他言語の勉強が楽になるため、多くの企業の新人研修に採用されているそうです。
勉強前の筆者のスペック
・社会人2年目
・新人研修で開発経験あり
《受験までの流れ》
1.情報収集する
2.試験の申込みをする
3.参考書を購入する
4.勉強する
5.受験する
1.情報収集する
試験について全く知らなかったため、まずは情報収集から始めました。
情報収集する際に意識したことを以下2つ紹介します。
①試験概要について
Oracle社が公開している情報や他の方のnoteを参考に、試験概要について調べました。
情報を集めていく中でJava Goldは「javaの最難関資格だけど中上級者向けの難易度になっている」「受験資格としてJava Silverの取得が必須になっている」など、試験を受験する上で役に立ちそうな情報を調べました。
②勉強方法
について
先ほどと同様、他の方のnoteを参考に、勉強方法について情報収集しました。
たくさんの方がJava Goldの勉強方法について発信してくれていますが、私は「試験の合格者に何か共通点があるのではないか」と考えて調べていました。
2.試験の申込みをする
試験を提供しているOracle社はアメリカに本拠を置く企業であるため、申込方法が少し複雑になっています。
そこで、試験を申し込む際に気を付けなければならないことを以下2つ紹介します。
①申込サイトは英語で表記
申込サイトは初期設定だと全て英語表記になっています。
そのため、英語が苦手な方は、申込サイトの上部、もしくは左記の「language」「Japanese」を押下し、日本語表記に変更することをオススメします。
②アカウントを2つ作成しなければならない
試験を提供しているのがOracle社、試験を実施しているのがピアソンVUE社という会社になります。
そのため、初めてOracle認定Javaプログラマを受験する方はOracleとピアソンの2つのアカウントを作成する必要があります。
↓Oracleのアカウントを作成したい方はこちらから作成できます。
https://profile.oracle.com/myprofile/account/create-account.jspx?nexturl=https%3A%2F%2Feducation.oracle.com%2Fja%2F&pid=OUDM
↓ピアソンのアカウントを作成したい方はこちらから作成できます。
https://www.pearsonvue.co.jp/jma
3.参考書を購入する
参考書を選ぶ際にどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。
そこで、私が購入して良かったものを以下2つ紹介します。
①徹底攻略Java SE 11 Gold問題集
「徹底攻略Java SE 11 Gold問題集」とは、著者志賀澄人の参考書です。
通称黒本と呼ばれています。
この参考書の特徴は、試験に準じた問題が多く、解説が丁寧で理解しやすい点です。
本番と同じ形式で出題されるため、自分の力量を測りながら勉強することができます。
②オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11 スピードマスター問題集
「オラクル認定資格教科書 Javaプログラマ Gold SE11 スピードマスター問題集」とは、著者日本サード・パーティ株式会社の参考書です。
この参考書の特徴は、実際の試験と近い問題がいくつか収録されている点です。
Amazonレビューの通り、誤植が多いことは否めませんが、実際の試験と近い問題がいくつか収録されているため、黒本とは別に問題を解く価値はあったと思います。
4.勉強する
Java Goldは試験の出題範囲が広く、難しい問題もたくさん出題されます。
そこで、勉強する際に意識したことを以下2つ紹介します。
①参考書を2つ活用する
Java Goldでは、難しい問題がたくさん出題されるため、(解説を読んでも、)問題を理解することが難しかったです。
そこで、著者や出版社が異なる参考書を2つ活用しました。
著者や出版社が異なると、解説の伝え方や考え方が異なるため、黒本で理解できなかった分野を、2つの問題集で補うことができました。
②黒本を重点的に勉強する
Java Goldは難しい問題がたくさんありますが、あくまでベンダー資格(民間資格)です。
そのため、黒本を解くことが試験の合格に繋がります。
関数型インタフェースや、ラムダ式、並列ストリーム、、、。
全ての試験範囲を理解しようとすると時間がかかりますが、参考書を絞ることで勉強の効率化に繋がると思います。
(白本と呼ばれる参考書も購入しましたが、量が多かったため途中で見ることをやめました。ただ、それでも合格することができたため、黒本を徹底的に解くことが試験の合格に繋がると思います。)
5.受験する
試験当日の携帯品は以下の通りです。
会場での貸し出しは行っていないため、忘れ物に注意して臨みましょう。
《試験当日の携帯品》
1.本人確認書類(※2点必要)
※本人確認書類については運転免許証や社員証(学生証)、健康保険証が対象になります。
終わりに
本記事は、Java開発に興味ある方や、Javaのプロジェクトに携わっている方に向けて書きました。
「Java=難しい」というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、正しい準備をしていれば、必ず合格できると思います。
この記事を読まれた皆様にとって、Java Goldの勉強を始めるきっかけになれば幸いです。