【資格勉強#09】G検定に一発で合格した勉強方法 #G検定
こんにちは。リーマン日記のコイキングです。
今回は、私が社会人2年目のときに「ジェネラリスト検定」(以下G検定)に合格したときの話をします。
AIに興味ある方や、データサイエンスのPJ(プロジェクト)に携わっている方に向けて、資格勉強を始めるきっかけになれれば幸いです。
早速、G検定の概要から参りましょう。
G検定とは
G検定とは、JDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)が実施している、ディープラーニングを事業に活かすための知識を保有しているかを確認するための試験です。
正式な試験名称は「ジェネラリスト検定」です。
名称が長いため、省略して「G検定」と呼ぶ方が多いです。
G検定についての詳細情報は以下の通りです。
《G検定の詳細情報》
・試験名:ジェネラリスト検定
・受験料:一般16,500円(税込)、学生5,500円(税込)
※再受験の場合は上記の金額より安くなります
・試験時間:120分
・合格ライン:非公開
・合格率:60%前後
・試験日:3月、7月、11月(年3回)
・受験方式:オンライン実施(自宅受験)
資格勉強を始めたきっかけ
私はAIに関する知識を深めたいと思い、資格勉強を始めました。
IT業界に限らず、DX推進を進めている企業が多いため、AIに興味ある方や、データサイエンスのPJ(プロジェクト)に携わっている方は、AIの初期学習としてG検定を受験することをオススメします。
勉強前の筆者のスペック
・社会人2年目
・ITの実務経験1年あり
・AIに関する事前知識なし
《受験までの流れ》
1.情報収集する
2.試験の申込みをする
3.参考書を購入する
4.勉強する
5.受験する
1.情報収集する
試験について全く知らなかったため、まずは情報収集から始めました。
情報収集する際に意識したことを以下2つ紹介します。
①試験概要について
JDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)が公開している情報や他の方のnoteを参考に、試験概要について調べました。
情報を集めていく中でG検定は「試験の途中で参考書を見ることができる」「試験時間120分に対して問題数が200問以上ある」など、試験を受験する上で役に立ちそうな情報を調べました。
②勉強方法
について
先ほどと同様、他の方のnoteを参考に、勉強方法について情報収集しました。
たくさんの方がG検定の勉強方法について発信してくれていますが、試験の合格者に何か共通点があるのではないかと考えて調べていました。
2.試験の申込みをする
G検定は比較的新しい資格のため、申込方法が分からない方が多いと思います。
そこで、試験を申し込む際に気を付けなければならないことを以下2つ紹介します。
①アカウントを作成しなければならない
初めてG検定を受験する方はJDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)のアカウントを作成する必要があります。
以下のサイトで「新規アカウント作成はこちら」を押し、メールアドレスとパスワードを入力することでアカウントを作成できます。
↓G検定を受験申請したい方はこちらからアカウント作成できます。
https://www.jdla-exam.org/d/
②試験日について
試験は毎年3月、7月、11月の年3回実施されます。
そのため、試験日に合わせて申込みしましょう。
(大体、試験日の2ヶ月前から申し込みできます。)
3.参考書を購入する
参考書を選ぶ際にどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。
そこで、私が購入して良かったものについて以下2つ紹介します。
①徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集
徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集とは、スキルアップAI株式会社著作の参考書です。
通称黒本と呼ばれています。
この参考書の特徴は、試験に準じた問題が多く、解説が丁寧で理解しやすい点です。
本番と同じ形式で出題されるため、自分の力量を測りながら勉強することができます。
②最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)問題集
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)問題集とは、株式会社AVILEN著作の参考書です。
この参考書の特徴は、試験を分析していて、重要な箇所を網羅して勉強できる点です。
G検定は過去問が公開されていませんが、試験を分析してくれているため、対策しやすいと思います。
4.勉強する
G検定は試験の出題範囲が広く、難しい問題もたくさん出題されます。
そこで、勉強する際に意識したことを以下2つ紹介します。
①参考書を2つ活用する
G検定では、難しい問題がたくさん出題されるため、(解説を読んでも、)問題を理解することが難しかったです。
そこで、著者や出版社が異なる参考書を2つ活用しました。
著者や出版社が異なる参考書だと、同じ問題でも解説の考え方が全く違うため、1つの問題を多面的に理解することができました。
また、G検定では過去問が公開されていないため、1つの問題を多面的に理解することで、新しい問題への対策もできたと思います。
②分からない箇所を重点的に勉強する
前述した通り、G検定は出題範囲がとても広いです。
そのため、自分が分からない箇所を重点的に勉強することをオススメします。
人工知能や機械学習、(AIに関する)法律問題、、、。
全てを理解しようとすると、時間がかかりますが、勉強範囲を少しずつ減らしていけば勉強の効率化に繋がると思います。
5.受験する
試験当日は、受験サイトにてログインして、受験を開始します。
自宅受験なので、あまり馴染みがない方が多いと思いますが、受験の際に意識したことを以下2つ紹介します。
①試験中は焦らない
試験では、問題集にないような法律の問題や時事ネタがたくさん出題されます。
問題集をやって自信ある状態で受験することは良いことですが、試験開始早々出鼻をくじかれないよう解けない問題も出題されるということを事前に視野に入れて臨みましょう。
②カンニングペーパーに頼りすぎない
試験時間120分に対して、問題が200問以上出題されます。
単純計算をすると、1問30秒から60秒で解かなければならない計算になります。
そのため、試験当日はカンニングペーパーに頼りすぎず、試験前日までにしっかり準備した状態で試験に臨みましょう。
終わりに
本記事は、AIに興味ある方や、データサイエンスのPJ(プロジェクト)に携わっている方に向けて書きました。
「AI=難しい」というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、正しい準備をしていれば、必ず合格できると思います。
この記事を読まれた皆様にとって、G検定の勉強を始めるきっかけになれば幸いです。