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【詩】搾りたての太陽

搾りたての太陽

太陽の光が身体の奥まで染み込んで
彼女は光になる
光そのものになる
身体をぎゅっと搾って作った光のジュースは
どんな味だろう
どんな輝きを放つのだろう

今あなたと目が合った
あなたの顔がほころんだ気がした
これが彼女の使命なら
こんなに嬉しいことはないだろう

今光と目が合った

今太陽と目が合った

世界と視線を交わす昼下がりの午後

世界の眩さと目が合った

光のジュースが世界に眩さを散らす昼下がりの午後

世界はどんな輝きを放つのだろう
どんな未来が待ち受けているのだろう

彼女は
世界は
心を躍らせて未来を待つ
幸せが約束された未来を待つ

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